【掘  一郎 展】
会期は明日5/26迄
スペース大原
13:00~18:00
多治見市小泉町3-3
0572-27-2062



瑞浪陶磁資料館・館長の遠藤さんに
ご紹介いただき、 
スペース大原で12年ぶりに開催された、
【掘一郎 展】を拝見しました。



スペース大原は
多治見工業高校専攻科の大先輩、
伊藤達信さんがオーナーをされている、
工芸の作家を中心に企画展をしている
清々しいギャラリーです。


掘先生も在廊され、志野茶碗や
瀬戸黒茶碗の作陶の事など
お話しを伺う事ができました。

また荒川豊蔵先生や加藤唐九郎さんの
生前の話も聞く事ができました。

堀先生は若い頃に
現在、瀬戸黒の人間国宝 
加藤孝造先生に師事しています。

加藤孝造先生は、荒川豊蔵先生に
師事されていますから、
この一つの茶碗の中に
そんな美濃の系譜が刻まれています。

それは陶芸も茶道も一緒なんです。
どこの場所で、誰に学ぶかで、
全ての道が決まりますね。



茶道をすれば
一つは持ちたい黒茶碗。

桃山から歴史がある黒茶碗といえば
楽か、瀬戸黒しかありません。

どちらが早いか論争は別にして
楽は長次郎の黒筒茶碗からだろう
というのは良く誤解されている
イメージです。


黒い筒茶碗でなく、
朝顔型の赤楽から始まっている事は
あまり知られていません。
それも田中 宗慶さんが作ったのでは
ないかと推測します。

ぜひ皆さんの先生に聞いてみてください。



堀先生の瀬戸黒は、一般の方はもちろん
沢山の美濃の陶芸家から支持されています。



床の間や畳の上という、
茶道と同じ場で、ゆっくりと一つ一つ
作品を拝見できる機会は、
現代のギャラリーでは皆無です。

会期は明日までですが、
陶芸家にも、茶道家にとっても
とても貴重な機会となるはずです。


写真は、雑誌別冊太陽
掘一郎先生26歳時のものです。