3月3日  上巳の節供 に
東京都庭園美術館にて
春の茶道講座を開催致します。

今回も沢山のお申し込みを
いただき定員となりました。
誠に有難うございました。



今回も「陶芸の聖地」美濃から

私の多治見工業高校 
陶磁科学芸術科の先輩

器のご協力をいただきました。


徳田吉美・名古屋市美術館インスタレーション


昔手書きの上絵が盛んだった多治見で
長らく途絶えていた
「漆蒔」という技法を復興し

現在は個展や注文制作で
人気作家として活躍されています 

通常の上絵は
筆を用いて直接描くのに対して、
あえて漆を用いて絵の具を
蒔絵する事により










ペタッではなく

じわっと

「にじみ」 や「 ゆらぎ」 など独特の
マチエールが生まれているのが特徴です。



茶道で言えば 珠光さんが
それまで唐物中心の茶の湯の道具に対して
和物(国産品)をどのように唐物と
調和させ新しい美をつくるかという

「心の文」にある
「和漢のさかいをまぎらかす」という
言葉がピッタリです。



仕掛かり品



「漆蒔」のマチエールにしても
皿、器、マグカップなどの
絵画的な造形をみていると

きっと徳田さんが学生時代、
武蔵美で油絵を学んでいた
キャリアから生み出されて
いるんだろうと私は想像しています。




呉須を用いた 染付
例えば明代 景徳鎮窯の「祥瑞」は
最高峰ですが、取り合わせによっては
少し緩んだあたり
呉須が流れる位のもいいですね。

これを、美濃では
「呉須が泣く」 なんて言うよと
裏千家学園の友人達に教えてあげました。

やっぱり「ゆらぎ」「にじみ」は
日本的でグッときますな~~




こんなそんなで
茶道が点前だけでなく、

様々な作家の生きざまを含めた工芸
そして茶室、庭、懐石、和菓子、花と
全てが総合的に一体で茶道なのです。

今後も私達の活動に共感いただける方や
自治体や学校、美術館、企業など
日本全国の様々な場所で
お伝えできたら嬉しいです。

徳田さんの器や作品は

六本木ミッドタウン3階
サントリー美術館隣の

根津美術館 裏門横の「atkiln」
購入する事が可能です。



前日準備で本日、庭園美術館に着きました。


梅の花が満開でした。
明日は東京マラソンのようです。