終戦記念日から始めた再禁煙

今はタバコをほしいと思わない状態になっています。

ニコチンパッチやニコレット、リセット禁煙の本や禁煙セラピーを参考にいろいろやってみたけど、一つだけ昔読んだ禁煙本(タイトル忘れてしまいましたが・・・)を参考にしました。

それは、タバコが吸いたくなった時の呪文です。

ニコチンパッチやニコレットは、タバコを吸いたい気持ちを柔らかくしてくれるとはいえ、ゼロにはしてくれません。また、一旦タバコを吸いたい気持ちに火がついてしまうと、禁煙セラピーみたいに「私は非喫煙者なんだ。バンザーイ。小さな悪魔があがいているのを楽しもう」なんて事を考える余裕なくなります。それは、リセット禁煙の本でも同じ。吸いたくなってしまった時の対策がごちゃごちゃと複雑だったり、パニック中にそんな事できないってのが多いと思いました。

なので、私はもっとシンプルに心の中でこのように唱えました。

「タバコを吸わない方を選ぼう!!」

いろんなシチュエーションで禁煙中の人がタバコを吸いたくなった時にする事は、「たばこを吸う」「たばこを吸わない」かのどちらかを選ぶだけなので、この時に「吸わない方を選ぶ」のです。けっして「我慢する」というマイナス思考ではなく、プラス思考で選ぶのです。

そして、選択を間違って吸ってしまっても、「次は吸わない方を選ぼう」と考えます。局地戦に負けても最終的に勝てばいい。吸ってしまったら、なぜ吸ってしまったのかをちゃんと考えて対策を考えて次に挑めば良いという考え方です。。

私も禁煙開始2週間くらいは、何度か「吸う」方を選んでしまいましたが、その度になぜ吸ってしまったのか、そして反省と対策を考えて挑みました。

いろんなシチュエーションで「タバコを吸わない方を選ぼう」と念じてると、だんだん「タバコを吸わない」選択をする思考回路が脳にできるのかもしれません。これは、リセット禁煙に書いてある脳の仕組みとも一致します。

リセット禁煙や禁煙セラピーの本は、「タバコを吸いたい気持ちがおきなくなる」ってのが本来の目的なので、「タバコを吸いたい気持ちが発生する」ってのは本の理解が足りないのではと考える人もいると思います。しかし、みんなが国語の試験で100点を取れないのと同じで、本の内容を100%理解できる人って少ないと思います。

なので、タバコが欲しくなって苦しくなった時は「タバコを吸わない方を選ぼう」と何度も念じるのは良い方法ではないかと思っています。