無駄な王座がキャリアを殺す | リングサイドで野次を聞いた ~独善的ボクシング論

リングサイドで野次を聞いた ~独善的ボクシング論

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井上拓真の試合はいつ決まるのか。

WBCのバンタム級暫定王座だけに普通に考えれば、正王座との統一戦になるはずだが、ウーバリはビラヌエバとの防衛戦を行ったりしていて次戦の噂にはあがるものの、具体的なものは何も出て来ない。

昨年12月に試合をして以来、未だに予定が決まらない(暫定)世界王者。何のための王座だか。防衛しないと、試合をしないと金が入ってこないだろう。

不可解な暫定設置は今更文句を言う気も無いし、WBAが目に余るというだけで内実はWBCもIBFもWBOも同じだろう。何かと理由をつけて同一階級に王座を量産し、承認料の上がりを獲るのはそれが商売だから文句はない。ただ、それが客足を遠のけ、選手のキャリアを無駄に食いつぶしてるだけの現状はどうなのか。

昔であれば防衛戦の間に無冠戦を入れて試合枯れを防ぐという選択もあったが、今はそれはポピュラーではない。むしろ怪我のリスクやファイトマネーの相場を崩すことにもなりかねない。

拓真や陣営はどうするのだろう。ウーバリとの統一戦まで待つのか、1戦挟むのか、ネリの動きも鬱陶しいし、いい加減に明確な方針を出して欲しい。

王座を獲ってもそこから防衛戦を重ねて、ビッグマッチに繋げられなければただの飾りにしか過ぎない。