平成はボクシング(中継)をどう変えたのか。 | リングサイドで野次を聞いた ~独善的ボクシング論

リングサイドで野次を聞いた ~独善的ボクシング論

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先日、ブログ仲間の太陽と海さんからTVKで放映されたモルティ・ムラザネvs黒田雅之を送って頂きました。ありがとうございます。

ジョールイチュさんのブログでこの試合を昭和の世界戦との感想が上がってましたが、まさに言いえて妙だなと思いました。

黒田は前回の世界挑戦のレベコ戦でも無駄な装飾が無い会場で真向から勝負を挑みながらも技術で及ばず完敗という昭和で日本人が陥る負けパターンを現出してましたが、今回も同様です。ただ、強い王者に挑んでいく姿勢は変わってませんね。

さて、試合とともに思ったのが、テレビ中継の作りも昭和チック。

 

テレビ中継も時代とともに移り変わっていきました。

①80年代は地上波放映が全盛。基本、視聴者は受け手ながらもテレビは無料(タダ)で観る時代。

②90年代は衛星放送やケーブルテレビが普及。好きなものをより詳細に金を払って観る時代に突入。PPVもじんわり普及。

③00年代はyoutube等による動画の時代、そして10年に差し掛かる頃には有料動画配信サービスが常態に。

 

メディアの王様たる地上波テレビはその座を常に脅かされてる危機感からか、テレビ中継の形態も変わりましたね。

①製作費・コスト削減に伴う試合の厳選と中継の簡略化。

入場・国家吹奏等のセレモニーや試合後のインタビューも原則カット。

放映開始と同時に試合開始、選手の区分はリングアナの紹介でなく画面の下大部分を占める邪魔なテロップ。

一時期は他競技とのコラボ放映という迷惑な事もありましたね。格闘技はまだ共通項があるけど、野球とコラボって何なの?という発想。

 

②放映スタイル、煽り映像のマニュアル化。

馬鹿の一つ覚えの絶叫実況とプッシュする側のみ賛美するスタイル。

そして煽りはベタな家族愛ネタと必ず、負けられない理由探し。

無料(タダ)ほど高い物は無いというのはまさに至言。

 

ボクシングだけでなく、RIZINやオリンピック等もここまでスポーツを馬鹿にするのかという放映が徹底されます。無料(タダ)だから黙って見てろと言わんばかり。そこに素材への愛は見られない。

そんな矢先だったからTVKの放映は実直で好感が持てました。縛りが少ない地方局だからなのかも知れません。

好きな物は有料で選別して観る時代。そこに金を落とすことに迷いは無いが、一般に影響力が強いのはまだ地上波局なので、少なくとも放映素材に愛情を込めて中継番組を作ってもらいたいものです。

 

 

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