失われつつある天才 | リングサイドで野次を聞いた ~独善的ボクシング論

リングサイドで野次を聞いた ~独善的ボクシング論

マニアの隠れ家を目指します。
中津の生渇きの臭い人はお断り。


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前回は過去の選手の中でもっと上に行けたであろうにという選手を取り上げましたが、今回は現役です。

スポーツ・ビジネスは華やかになるほど誘惑が多く、結果として大事な時期が過ぎてしまうということもあったりします。海外で一試合を億単位で稼ぐ選手であれば尚更。

幸か不幸か、ビジネス規模が些少な我が国では世界王者でも清貧を余儀なくされることもあるのでこの手の誘惑で才能を枯渇させることは無いのですが・・・マッチメイクやジム関連の問題でダメになることは山ほどありますけどね。

 

1.ユリオルキス・ガンボア

リーチの短さを補う回転力とスピード、超アグレッシブな試合スタイルで同時期にキューバから亡命したソリスやバルテルミー達と比べても抜群のスター性を有していたのですが・・・2011~2012年にかけての行状が良くなく、運気を落としたか。

トップランクとの決裂と試合枯れ、DV、薬物疑惑・・・マイキーとの試合をキャンセルして挑んだクロフォード戦は踏み台になってしまった。

PBCと契約したみたいだが、既に年齢は37歳。失われた時間を取り戻すことが出来るのだろうか。

 

2.エイドリアン・ブローナー

既に4階級を制覇してるので実績的には成功してるとも言えるのかも知れない。しかし、本来、彼が持ってるポテンシャルからするともっと高みを目指せたはず。

リング外の行動は炎上期待込みの計算されたものとは思えず、天才が見せるムラッ気によるものとしか思えない。それだけにキャリアの重要な箇所で収監されたり、ブランクを作ったりして再起戦で明らかに才能の錆びつきや綻びが見えるのは歯がゆい。

相手にもよるが、少なくとも今の時点で4敗を記録するキャリアのボクサーではなかったはずだろう。兄貴分であったメイウェザーを超えるためにはリング外で問題を抱えつつも、もっとボクシングに対して真摯にならなければならない。まだ、取り返しはつくが、執行猶予はあと少しだろう。

 

3.ジャーボンテイ・デービス

メイウェザーの秘蔵っ子として注目され、溢れんばかりの才能を有するスター候補。圧倒的なスピードとパワーを見るにつけ、内山や三浦が2強王者時代だった頃でもデービスだけにはとても勝てる気がしなかった。

しかし、天才故のムラッ気は彼にもあるらしく、リング外での喧嘩による負傷沙汰やリング内においても一度は体重超過で虎の子の王座を剥奪されてる当たりに将来への不安を感じる。

今のところはそのキャリアに重大な影響を与える事象は発生していないが、かなり危うい状況を綱渡りしてる様にも見える。

 

リング外の行状とリング内の評価は別物というのが自分のスタンスですが、現役中の不祥事により、リングの中にまで影響を与える事だけは避けて欲しい。本来観られるべき試合が観られなくなってしまうことほどファンにとって悲しいことは無いのですから。

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