「ボクスが帰ってきた」 (2018-2019/SBS/32話（30min）)
サスペンス＆ラブロマンス
高校を退学させられたボクスが、復学生として学校に帰り、
かつての事件や現代の学校問題を解決していく学園ドラマ。
キーワード：学校、権力者、陰謀、えん罪、誤解、純愛
総合おすすめ度：７
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キャスト：
カン・ボクス：ユ・スンホ
ソン・スジョン：チョ・ボア
オ・セホ：クァク・ドンヨン
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あらすじ：
成績は悪いが人気者のボクスは優等生スジョンと恋人同士になる。
ある日学校の理事の息子であるセホが屋上から飛び降りようとしていた。
ボクスは阻止しようと手を差し伸べるが、セホは手を放してしまう。
セホが落ちる際に残した言葉「助けてくれ」がボクスを加害者にした。
二人を負ったスジョンは、セホの言葉を聞いたことで、ボクスに疑いを抱く。
自殺にしたくない理事は、スジョンに証人になるよう求める。
その少し前、スジョンは生活保護を受け、祖母と貧しく暮らしていることが、
同級生にばれた。彼らはスジョンの振る舞いから勝手にいいとこの子だと
思い込んでいたのに、スジョンが嘘をついていたかのようにあざ笑った。
家まで来たことのあるのがボクスだけだった事、セホがばらしたのは
ボクスだと言ったことで、スジョンは思い込み、証人になった。
信じていたスジョンに裏切られたボクスは、加害者となり、退学処分に。
その後彼は依頼を受け、情報を得る闇の仕事をして、同級生二人と生計を立てた。
10年後～
ソンルン高校の理事長が、あの時命を取り留めたセホに変わった。
彼はイメージ払しょくの為、あの時退学になったボクスを復学させる。
ボクスは10歳の歳を超え、高校に戻る。
そこにはスジョンが先生として勤めていた。
ぎくしゃくする二人だったが、やがて誤解は解け、再び恋仲に・・
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結末：ネタばれあり
臨時職員から正規になりたいスジョンはボクスが来る前、闇で取引し、
お金を払って正規になろうとした。
その黒幕をボクスは捕らえ、学校が裏金作りをしている事実を掴む。
セホと対立していたが、やがてセホも母の不正を暴き、再建すべきと考えた。
昔スジョンが好きだったが、ボクスに夢中な事で、セホはボクスを目の敵にした
のだった。
ボクスらの活躍で、悪は明るみに出た。
二人の絆は深まり、ボクスも幸せに～
おしまい
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感想：
年増の高校生～って設定だけど、スンホは全く違和感を感じなかったな～
そのせいかボアとの恋人関係って方がしっくりこなかった。
彼女が大人っぽく見えてね。
彼女は生活保護を隠してたわけじゃないけど、優雅で優等生な彼女を
周りが勝手にイメージ作り上げちゃって、「そんなんじゃないよ～」なんて言えなかった。
彼女のコンプレックスが露わになって、それをセホにボクスのせいだってされて、
状況が悪かったせいで、よく考えればわかるし、話し合えばよかったっことが、
10年も引きずってしまう結果になったのが気の毒だった。
高校を退学になるって、一生を左右する。若い彼には辛過ぎる仕打ちだった。
どんな役も本当に見事に演じるな～流石～
良くある内容だけど、彼が出ているだけで、見入ってしまう。
そしていいドラマに仕上がる。彼の作品にまず外れはない。
これからも見たい俳優の一人だ。
セホ役のクァク・ドンヨン君は「ヴィンセンツィオ」で見たばかりだった事もあり、
またあの女優と共演して、親子役だったから、こっちもあれ？って混乱した。
今回もちょっと悪い役から、結局心根はいいやつだ～っていうのは同じでホッとした。
いつも周りに恵まれず、悪に手を染めてしまう‥そういう役が上手いね。
悪も善も心弱いのも強気なのも演じられるからオファーが来るんだよね～
彼も流石だ～
ボアは今回は彼女独特の甘えた声のお嬢様～は封印して、地味な教師を演じた。
こういうのも出来るんだね～
3人の熱演とあまり存在感はないけど、脇を固めたベテラン俳優が豪華なのも良かった。
それではまた～