…そんなわけで、めずらしく満員のバスに乗って25分ほど。ヘルブルン宮殿へ向かいました。
この宮殿も映画『サウンドオブミュージック』のロケにまつわる場所として有名です。
私も2003年に単独でツアーに参加した時に一瞬だけ立ち寄りました。⬇︎
…ほんとのほんとに一瞬だけ。
宮殿の中も庭園も何にも見ていませんので、ヘルブルン宮殿を何も語れないのですが。。。
(本当は世界的に有名な噴水庭園があるのに。。。)
手入れのよく行き届いた庭園。
整えられた池に澄みきった水が
青空を反射している。
遠くの山や緑も眩しく、
まさに『美』とはこういうものだと
実感させられます。
サメが泳いでいましたよ!!
この庭園を歩くだけでも見応えがあります!
個人的にはザルツブルクといえば!のミラベル庭園は行き飽きたけど、
ここもレオポルツクロン宮殿もオススメ!!
どちらかというと『ザルツブルク観光 番外編』みたいな扱いをされている両者なので、
行こう!と思わないとなかなかゆっくり廻れません。
私も何度もザルツブルクに来ていたくせに、
すっかり後回しにしていました。
でも『サウンドオブミュージック』抜きにしても見る価値のある庭園です。
1600年代に建てられたザルツブルク大司教の宮殿。
ルネサンス後期の美しさを楽しむことができます。
ルネサンスなので、どちらかというとウィーンなどの優美なロココ調ではなく、
内装はイタリア風の古めかしい感じ。
…ちなみにこの世界名作劇場
『トラップ一家物語』も、このヘルブルン宮殿をモデルにしているような気がします。
内部は狩猟博物館みたいになっていたし、
そんなに楽しくなかったのでサッと見て終わり(笑)
音楽の間は古典的で素敵でした!!
…それから有名な仕掛けだらけの噴水を、
ツアーで見学。(30分ぐらいかかります。)
からくりだらけの噴水。
突然イスから噴水が湧きだしたり、
天井から降ってきたり、
ありとあらゆる仕掛けを楽しみました。
昔の人はこんな噴水で娯楽をしていたのね。。。
なんと贅沢な。
天井から降ってくる鍾乳洞の噴水。
こんな噴水も写真撮ったらキリがないぐらいあります。
『ヘルブルン』とは、ドイツ語で『明るい泉』という意味。
なるほどね、と妙に納得。
…そしてサウンドオブミュージックファンにとってこの宮殿で外せないのはズバリこれ。
じゃじゃーん!!
わかる人にはお分かりですよね?!
『サウンドオブミュージックパビリオン』と書かれている!
ちなみにここにきた日は7月19日だったので
そんなことは知る由もなかったのですが、
実はこの2ヶ月後、の9月17日、
この長女リーズル役・シャーミアン・カーが亡くなられました。
衝撃的でした!!!
シャーミアン・カーさん。
安らかにお眠りください。
私は自分が16歳になった瞬間、真っ先にあなたのこの歌のシーンを思い出しました。
憧れのお姉さまでした!!
…ちなみに私が13年前に参加したサウンドオブミュージックツアーでは、
このパビリオンのみを見学して終わり、でした。
やっぱりちゃんとゆっくり見学することをオススメします!
空気も気持ちよくて最高ですよ!!