呉駅を出て、呉の街を歩きだす。
目的の店は商店街の中にある店らしい。
歩いていると、風の中にほんのり海の香りが。
‟造船所の街”というイメージが強い呉。
やはり海が近いのね。
アーケードには昔ながらの個人店が並び、 どこか昭和の面影が残る、落ち着いた雰囲気。
かなり大きな商店街だわ![]()
観光地と言うより、地元の台所と言った空気感が心地よい。
かつては大勢の人が行き交う、賑やかな場所だったのだろう。
軍港として栄えた呉は、最盛期には40万人以上の人が住んでいたそうだが、
造船業の縮小と共に人は減っていき、
今はその半分ほどまで減っているのだと言う。
Dくんのご両親も、ずいぶん前に呉を離れたそうで、呉に来るのは久しぶりらしい。
たいちゃんⅢ
駅から徒歩10分ほどで辿り着いたのが、
たいちゃんⅢ。
「たいちゃんⅢ」という名前は、
初代の屋号「たいちゃん」から続く 三つ目の店舗 であるから。
呉の地元民に長く愛されてきた味を、三代目として受け継いでいるという意味が込められているのだそう。
商店街から1本入った路地にある店。
年季の入った外観が、長く営業している店と言った感じで良いね~![]()
丁度開店したばかりのようで、お客さんはゼロ。
カウンターが5~6席と奥に座敷が一つという、こじんまりとした店舗だ。
壁にびっしりと貼ってあるのは、お客さんの写真。
変色しているものも多いし、昔から愛されている店なのね。
座敷は予約が入っているそうで、私たちはカウンターに横並びで座る事に。
正直、私としてはラッキー![]()
この店のお好みはじっくり焼くので時間がかかる。
まずは頼んでと言われて、注文。
再会を祝して、乾杯~![]()
私は広島のお好み焼きを焼く姿を見るのは初めてなので、視線が鉄板に釘付け。
やっぱり広島はキャベツを大量に使うのね ~![]()
この量、キャベツ何玉なんだろう![]()
じっくり焼いたキャベツは、鉄板に触れていた部分は黒焦げ
どうするのかと思えば、ご店主はその部分を大胆に剥がして、廃棄![]()
この大胆さが、キャベツの甘みだけ味わう秘訣なのかも。
ひと口食べると、細うどんのもちっとした弾力が心地よく、
その後からキャベツの甘さがふわっと追いかけてくる。
元々うどんが好きなのもあるけれど、これ美味しい~![]()
普段、家で作るお好み焼きとは違い、ミルフィーユ状なので
素材の味が一つずつ味わえるのが魅力だな~。
こちらが夫の注文した、たいちゃんスペシャル(そば)
そばをしっかり炒めてあるからか、ひと口かじると、そばの香ばしさが先に立つ。
もっちりとした食感のうどんとは違い、こちらの方がさっぱりしている気がした。
それにしても、最初に見た姿からだいぶ薄くなったわ。
キャベツって水分が多い野菜なのだな~と改めて実感した。
そして、大きいと思ったお好み焼きもぺろりと完食![]()
初めて食べた呉焼はキャベツの甘み、うどんのもっちり感。
ソースも主張控えめで、食べやすかったと思う。
お好み焼きって奥深そう~。
これは楽しい旅の幕開けになったわ![]()
ごちそうさまでした![]()









