こんにちは。管理栄養士 南です。
今日は納豆の栄養についてお届けします。
日本食に欠かせない大豆食品として
豆腐、枝豆、みそ、煮豆、厚揚げ、がんもどき、おから、豆乳などと並び納豆があります。
大豆イソフラボンは、コレステロール・血糖値にメリットが多い研究が多いです。
納豆1パック(50g)
■100kcal ■カルシウムは45mg ■カリウムは330mg ■食物繊維は3.3g
植物性たんぱく質、カルシウム、骨形成を促進するビタミンKが含まれるヘルシーな食材です。
納豆は煮大豆を納豆菌で発酵させています。
発酵過程で「ナットウキナーゼ」をはじめとするさまざまな栄養素が生まれており、
ネバネバに含まれるタンパク質分解酵素は、血栓を分解したり、血栓を溶けにくくする物質を分解するなどの効果があります。
発酵食品として、腸内フローラを改善し、下記のような報告がされています。
■整腸作用(有害菌の排除、便秘・下痢の改善)
■血圧降下作用
■アレルギー抑制作用
日本人を対象とした研究では
■納豆をよく食べている女性は、認知症リスクが低い
■肥満や閉経後女性で2型糖尿病のリスクが低下
が示されています。
朝食に食べるイメージがありますが、血栓予防効果で考えると、夕食が良いのかなと言う気がしています。
がっ!実際わが家では、朝か昼に食べる事が多いかな…
特に昼は、食べるものがないと言う時の救世主です(^^)
これから夏になると、麺のトッピングとしてオクラと共にネバネバペアとして大活躍。
健康効果が高いとは言え、食べすぎは禁物です。
プリン体が意外に多いので、1日に2パック・3パック💦と食べる事はやめてくださいね。