管理栄養士の南です。
自分の健康管理のため
■体重
■血圧
の測定をしている方はいらっしゃると思いますが、治療をしている方を除いて、血糖値について
行っている方は少ないのではないでしょうか。
指先に針を刺し、特別な器具で測る必要があるからです。
しかし血糖値が高くても自覚は感じにくいため、高いまま生活している人は多いと考えられます。
近くの薬局やドラッグストアなどで、その測定を行う事が出来るという事ご存じでしょうか。
過去1~2ヵ月の血糖値の平均を反映するHbA1cなどの測定を簡単に行うことができます。
「検体測定室(ゆびさきセルフ測定室)」を開設している店舗が全国に増えているからです。
測定の説明から結果の説明まで20分~30分程かかりますが、忙しくて健康診断を受けられないという人には有難いサービスではないでしょうか。
糖尿病は血糖値が高くなる病気で、予備群といわれる初期のころでは自覚症状がほとんどありません。
しかし、患者数は50年間で40倍にも増えています。
多くの方が「まさか自分が・・・」と自覚症状がないままに病気が進行することも珍しくありません。
年齢を重ねると、体の機能が衰えるので、今までと同じ生活でも上がってくる方はたくさんいらっしゃいます。
セルフケアの意識向上、健康寿命を延ばすために、上手に利用してみてはいかがでしょうか。