愛知県大府市にある早川クリニックのブログ

愛知県大府市にある早川クリニックのブログ

愛知県大府市にあります、内科・小児科・糖尿病科のクリニックです。
クリニックの紹介などをお知らせしていこうと思って始めましたが、同居しているネコや日常の出来事などを思ったままに書いております。
乗馬もやってます!

こんにちは。管理栄養士の南です。


いよいよ本格的な夏の到来です。名古屋の夏は、半端ありませんね・・・

OL時代、転勤者の方からよく言われた言葉です。


とは言え、私の小学校時代は、ここまでではなかった記憶です。

大概、32度くらい。夕立が降ったあとは、過ごしやすくなった思い出があります。

大須の商店街に実家があったので、アーケードに入ればヒンヤリ。

通学は、しんどくありませんでした。


それが今は、体温越えです( ;∀;)

エアコンはもちろん、色々対策が必要です。

気休め・・・と言われてしまうかもしれませんが、いくつかご紹介をさせていただきます。


【香り】

ペパーミントなどミント系の利用

同一温度・湿度に設定した部屋で、香りのあるなしを調べた実験では、香りがある方が「涼しい」と感じた人が多く、ミント系は不快感を軽減するという報告もある


【耳】

風鈴・波の音・鳥のさえずりなど、涼しさを連想させる自然な音(BGM)


【素材】

接触冷感素材・麻やガーゼなど熱を逃しやすい素材、シャリ感のある肌に密着しにくい素材の活用(楊柳(ようりゅう) ・サッカーなど)

ドライアイスを利用するベストを、ニュースで見ました。空調服が利用できない方に良いそうです。


【色】

青色など寒色系のインテリアや、ガラス製品・間接照明の活用・LEDに交換(電球は物理的に熱い)


【食事】

夏野菜で体の熱をとる:トマト・ナス・ゴーヤ・サニーレタス・きゅうり・ズッキーニ

冷えた体の血流をよくしたい:生姜

熱を冷ましたい:ミョウガ

香りで食欲を刺激:キムチ・カレー・しそ・梅干し・酢


冷たいものが多くなると、胃腸が冷え動きが悪くなり、胃もたれ・膨満感を引き起こすことがあります。

小さなお子様にありがちなのは、イオン飲料やジュース・冷菓によって血糖値が急激に高くなり、強い満腹感や胃の不快感、気持ち悪さを生じさせ、食欲がわかなくなることです。気を付けてあげたいです。


炎天下でのお仕事や、夏場に激しい運動をされる場合は、活動前にあらかじめ体の深部体温を下げておく「プレクーリング」が熱中症予防に非常に有効です。


こんにちは。管理栄養士の南です。


夏を前に、今日は痛風予防について考えてみたいと思います。

発汗作用が高まってくると、血液が濃くなる傾向があります。

加えて、ビールが進んでしまうという方も多いのではないでしょうか。

痛風を発症する方が多いです。


ビールは、尿酸値を上げるプリン体が多いうえ、利尿作用があるため、痛風を気にされる方にとっては、気を付けたいものの一つです。

そこを知って、焼酎やウイスキーに変えていらっしゃる方も多いですね。

さすがです!

ただ、アルコールが体内で分解される際に、アセトアルデヒドという物質が作られます。

これは、尿酸の排泄を妨げる作用をしてしまうことが知られています。

お酒を楽しむ時は、適量を守ることと、チェイサーは欠かせません。


ジュースやスポーツドリンク、エナジードリンクなどに使われている「果糖ブドウ糖液糖」などの異性化糖が、尿酸を大量に作り出しまうことを、ご存じない方は多いかもしれません。


尿酸値が7を超えると、尿酸値が高いと言われることが多いです。

お酒を飲まないので安心している方や、痛風歴がないので大丈夫と思う方がいらっしゃいますが、腎臓をはじめ全身の血管へのダメージになることが分かっています。


■水分(水・無糖炭酸水・麦茶・ルイボスティーなど)を、こまめに飲む

■適正体重を目指す

■野菜・海藻・キノコを十分とりいれる

■食事を抜かない

■ストレスを上手に解消する

■激しい運動や急激な減量はしない


などを心掛け、それでも下がらなければお医者様に相談されることを、おすすめします。


痛風のような痛みがあったり、尿酸値が8.5を超えている場合は、早めの受診が良いですね。


こんにちは。管理栄養士の南です。


アレルギー疾患は、欧米の先進国で第2次世界大戦後の1950年代から増え始め、日本では1960年代ごろから増え始めたようです。経済が発展して、現代的なライフスタイルに変わるとともに、喘息やアトピー皮膚炎などの症状に苦しむこととなりました。


高度経済成長により、少子化・核家族化が進み、マンションという住まいが生まれ、3種の神器といわれるような家電製品が現れました。

大気汚染・化学物質・偏った食生活なども、アレルギーのリスクファクターに挙げられています。

昔の伝統的な暮らしでは、様々な微生物と共存するライフスタイルの中で、免疫システムが正常に働いていました。

便利な生活になるほど、アレルギー疾患が増えるとは皮肉です。


アレルギー疾患の発症メカニズムは謎が多いのですが、少しずつ解明されてきています。

食物アレルギーでは、「一切口にさせない。妊娠中から親も控える」という時代がありました。

アレルギーのあるお子さまについては、離乳食をなるべく遅らせる方向性の時代。

今は反対に、早い時期から少しずつ食べることで予防につながることがわかってきました。


口から食べ物を摂取する場合は、危険なアレルゲンとは認識されず、排除する免疫反応が起こりづらいのですが、炎症を起こした皮膚から食物が取り込まれると、危険なアレルゲンと認識されてIgE抗体という免疫物質が作られて、食物アレルギーの準備状態になってしまうのです。

皮膚に炎症を生じさせないことと、皮膚から体内に入る前に、口から取り入れておくことで、予防につながります。

私たちが口にしているものは、気が付かないうちに、空気中や服や寝具に付いています。

湿疹がある赤ちゃんが触れると、食物アレルギーにつながる恐れがあります。


アレルギー疾患は、単独ではなく連鎖的に表れることがあり「アレルギーマーチ」と呼ばれます。

乳児湿疹・アトピー性皮膚炎→食物アレルギー→気管支炎・鼻炎・花粉症などが一例です。


最初の段階で、しっかりと治療することで、その後の進展を抑制し、重症化を防げることが期待されています。


【対策】

■必要な薬をきちんと使い、皮膚の炎症を治す

■スキンケアをしっかりと行い、皮膚を清潔に保湿

■居住空間や生活空間を見直し、悪化要因を除去

・砂糖、人工甘味料入りの食品は摂りすぎない

・肉類を摂りすぎず、野菜や発酵食品、魚を多く食べる

・しっかりと睡眠をとる

・日常的に運動をする

・喫煙や飲酒を控える

・ストレスをためない

・ダニ、カビが少ない環境を整える


まだまだ、私たちが知らないことが多くありますが、知りえた情報をもとに、アレルギー疾患を発症しにくい生活を目指してまいりましょう。