「ラブ&エロス」をテーマにした男子禁制、大人女子限定の映画祭が29日、神戸・新開地の神戸アートビレッジセンターで開幕する。男性の視線を気にせずに官能的な映画を楽しむ名物イベントとして8回目を迎え、常連客も定着するなど人気を集めている。

 舞台となる新開地はかつて「西の浅草」と呼ばれ、20館以上の映画館が軒を連ねた歓楽街だが、テレビの普及など娯楽の多様化でにぎわいを失った。映画祭は、ちょっとあやしい歓楽街のイメージを逆手に取り、大人の女性をターゲットに街の魅力を発信しようと平成15年に始まった。

 今回は「愛の新世界」(高橋伴明監督、平成6年)や「ヌードの夜」(石井隆監督、平成5年)など30~40代の女性スタッフが厳選した7作品を上映。日活ロマンポルノのスターだった風祭ゆきさんらのトークショーやストッキングのファッションショーなど多彩な催しもある。実行委員会の西嶋陽子さん(37)は「新開地は大人の女子力をアップさせる魅力的な街。ぜひ訪れて」と呼びかけている。

 31日まで。入場は18歳以上の女性限定で、問い合わせは実行委((電)078・576・1218)。