あんみつと釜炒り緑茶 |    茶と猫と。

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  ・・・中国茶好きのお茶日記

あんみつがあるので、たまには日本茶を。

 

 

先日のイベント「Tea For Peace」で入手した釜炒り緑茶。

緑茶は蒸し製より釜炒り製が好みです。

 

 

農薬不使用、有機肥料のみ施肥で栽培されているという、駄農園のお茶。

 

 

森1号を淹れてみました。森1号は、藤かおりを品種選抜したとき、最終候補に残った3種のうちのひとつなのだそう。

 

 

藤かおりのようなお香のような香味を想像していたら、全然違いました。萎凋してから釜炒り、揉捻しているそうで、フルーティーな香りをまとった日本茶らしさを併せ持つ香味。

 

1煎目と2煎目を合わせて味わうのがおすすめとのことだったので、それぞれ少しずつ味わってから2煎分を合わせてみました。

 

 

1煎目は湯温やや低めで淹れたこともあり、香りよりうまみが前面に出ている日本茶らしい味わい。2煎目は、ブドウっぽい香りがたちのぼり、すっきりした味わい。

 

1煎目と2煎目を合わせたら、ちょうどいいバランスになりました。

 

 

煎茶は3煎目まで、ほうじ茶は1煎で終わりというイメージですが、これは3煎目と4煎目を合わせてもまだおいしく飲めました。

 

 

この日は、喜田家という和菓子店のあんみつ。

知らなかったお店の味は、ちょっとワクワクします。

 

 

賞味期限は当日中。求肥のやわらかさと、赤えんどう豆のしょっぱさに驚きました。

 

 

こし餡は甘みひかえめ、フルーツは酸味ひかえめ。寒天の食感も含め、全部がおとなしい印象だったので、お茶の味が引き立ちました。

 

 

もう少し茶殻を見ていたくて、ガラスポットに茶殻と水を。一晩冷蔵庫に入れておいたら、色が出ていたので飲んでみました。

 

 

ほんのり気配が残っていて、すっきりおいしい。

台湾碧螺春の出がらしみたいな味でした。

 

 

曇りなく底の柄が見える、この透明感。

 

 

やっぱり蒸し製より釜炒り製が好き。

 

 

この週末は、渋谷ヒカリエにて日本茶のイベント「TOKYO TEA PARTY」が開催されています。

 

 

セミナーやトークショーに参加しなくても、ふらりと立ち寄って、たくさんの品種茶や受賞茶から好みのお茶を買って帰るのを楽しみにしている日本茶ファンも多そう。

 

 

ベランダの数珠珊瑚が鮮やかな実をつけたので、少しだけ摘みとって愛でています。

 

猫さんもごくごく。

 

 

日中は、部屋の奥まで差し込む陽気が暖かすぎて、まだまだ暖房いらず。猫さんはフローリングにだらーんと伸びています。

 

 

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