採れたての梅をたくさんいただいたので、初めての茶梅煮に挑戦。
結論から言うと、思いの外おいしく出来上がりました。そんなわけで翌日のお茶うけは、甘酸っぱい茶梅煮。
いろんな方がレシピサイトやブログで紹介してくださっているので、初めてでも十分に満足できるものができあがりました。
初めに数時間水につけるという工程があるものや、ぬるめのお湯で洗うように弱火にかけて数回水をかえるという方法。
まずは洗った梅を水に漬けておいていろんなサイトを検索してみました。一粒ずつ丁寧にヘタをとって表面に小さな穴をたくさん開け、水から火にかけて水をかえること数回。
一旦ざるにあげて水気をきりながら、何のお茶で煮ようか考え中。凍頂烏龍の春茶はどうかな、なんてまずは飲んでみたりのんびりとすすめています。
ちょっと焙煎してある凍頂烏龍はほんのり甘くておいしい。普通に蓋碗で淹れたお茶を鍋に600mlほど入れて、水きりした梅400gを加えます。
弱火にかけながら氷砂糖250gを少しずつ入れると、シャリシャリシャリと涼しげな音を立て、キラキラ輝きながら溶けていく様が綺麗です。
氷砂糖がほぼ溶けたところで程良く開いた茶葉を投入。14gほど使っています。
少しあくをとってから落し蓋の代わりにアクとりシートをのせて、弱火で40分ほど。
様子が気になって途中で何度もシートをめくってのぞいてみたりしていたせいか皮が破れてしまった部分も多いけれど、なんとかできあがりました。
雑味が出たら嫌だなと思って茶葉は全部取り除きました。煮汁もお茶と梅のいい香り。ひとまず凍頂味のできあがり。
残りの梅は、岩茶肉桂で。使ったのは12gほど。
先ほど作った凍頂味は、破れかけた皮に茶葉が絡まったり、やわらかい部分に茎が刺さったりしていたので、茶葉をお茶パックに入れてみました。
茶葉を開かせながら約800mlほど抽出し、鍋に移したら400gの梅を投入。氷砂糖は同じく250g加えて、15分ほど煮てから茶葉を加えました。
弱火にしても梅がコトコト動くので煮崩れが気になります。なので表面がボコボコしてきたら少し火をとめて、数分おいてからまた弱火で、の繰り返し。
45分ほど煮てから火をとめて、茶葉だけ取り出したら粗熱がとれるまで鍋の中に放置。一回目よりも綺麗な形のものが多くなりました。
とにかく煮ている間のいい香りがたまりません。
肉桂味の梅は、食べるとちゃんと肉桂の味がするのに感動。少なくとも岩茶の味だとはっきりと分かります。凍頂味もまた然り。
冷蔵庫に保存していますが、どれくらい日持ちするものなのか、酸味がまろやかになっていくなどの変化があるものなのか、分からないことだらけなので、毎日少しずつ味わいながら楽しんでみたいと思っています。
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