店頭にはたくさんのメニューの写真。お洒落さよりも分かりやすさを大切に、老若男女誰もが入りやすい雰囲気になっています。
香港のスイーツや飲み物を販売している「香港時間」というカフェ。テイクアウトだけでなく、イートインスペースもあるようなので入ってみることに。
メニューの中でひときわ目を惹いたのがレモンたっぷりのアイスレモンティー。
アイスレモンティーを注文すると最初にレモンをひとつ選ばせてくれます。
一個まるごとスライスした国産ノーワックスのレモンをアイスティーに入れて、スプーンでぎゅうぎゅう潰して飲むのが香港式なのだそう。
紅茶で作った氷なので、溶けても薄くならないのが嬉しい。氷も紅茶もおかわりができるそうで、暑い日にはたっぷり水分補給ができそうです。
たっぷりレモンを入れてスプーンでぎゅうぎゅうしてから飲むと、口の中がレモンの酸っぱさにキュっとします。なるほど、レモンティーはこうでないと！
さらに、レモンが余ったら持ち帰りできますとのこと。こういうスタイルは初めてでいろいろ嬉しい驚き。
雑誌を見ながらゆっくりたっぷりいただけます。店内には所狭しと販売用の雑貨なども並んでいます。
見たことのある香港ミルクティー用のカップやら、ミニカー、ポストカード、マスキングテープや文具類など、このスペースだけに漂う異国情緒。
そしてこのお店のエッグタルトを食べて、初めてエッグタルトが好きになりました。
さっくり香ばしいタルト生地にぷるぷるのプリンをのせたような、ほんのり温かいエッグタルト。口の中でとろりとやさしい甘みが広がります。
テイクアウトしていく常連さんもちらほら。
おかわりしてみたものの飲みきれなかったという場合も安心。残りをテイクアウトカップに入れてもらいました。
大山という街の雰囲気になじんだ、なんだか温かいカフェ。気どりのない素朴な雰囲気と、気さくな店主の人柄がほっとさせてくれます。
お洒落な雰囲気だから立ち寄るのではなく、気に入ったメニューがあるから遠方からでもわざわざ足を運ぶファンがいる、そんなお店のようです。
▼香港時間
https://tabelog.com/tokyo/A1322/A132203/13180675/
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