お茶が主役のお茶漬けが食べたくなる日 |    茶と猫と。

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  ・・・中国茶好きのお茶日記

10月4日は陶器の日、そしてお茶漬けを食べる日。陶器は昔、陶瓷(とうし)と呼ばれており、陶瓷とは、きめが細かく質の硬い陶器、磁器のこと。

急須


陶瓷(とうし)、10と4で陶器の日。そして、その陶器の使い方や意味を知ってもらおうと、お茶漬けが選ばれたようです。

確かに、急須、ごはん茶碗、小皿などを使っていただくお茶漬けは、日本文化を振り返るきっかけになりそうです。

お茶漬けのもと


さっそくお茶漬けに適した器で、お茶漬けを食べることに。


お茶漬けは、ごはん100gに対して、150mlのお茶が理想的なバランスといわれています。少なめごはんにたっぷりのお茶ということですね。


ごはん


冷たいごはんを使いたい派、炊き立てごはんを使いたい派に分かれますが、茶猫は炊き立てで食べたい派です。このままでもおいしそう。


注ぐ


かに味のお茶漬け。お茶は清香系のウーロン茶にしました。お茶漬けの具に合わせて、いろんなお茶を使うのも楽しみのひとつ。


二十日大根


三つ葉やブロッコリースプラウトをたっぷりのせていただくのが好き。二十日大根を添えて。


玄米


茶猫のお茶漬けは、いつもお茶が主役になっています。具に合わせてお茶を選んだり、玄米茶用の炒り玄米をたっぷりトッピングしたりしながら、何度もお茶をつぎ足して食べているので、お茶を飲みすぎかもしれません。

つぎ足す


食べた後に、ごはん茶碗に注いたお茶もたっぷりといただきます。禅寺のお坊さんなどは、食事の最後にごはん茶碗に少しのお茶を注ぎ、たくあんで米粒をきれいにおとして、お茶を飲みます。

食べるということは、植物や動物の命をいただくことなので、残さず感謝していただくという意味がある他、洗い物に使う水が貴重だった頃の作法のひとつでもありました。

器


口が広くひらいて、フチの薄い茶碗は、大きな茶杯のよう。お茶がおいしく飲める形状になっているので、お茶漬けにぴったりの器なのです。

さらさらと流し込むように食べるお茶漬けは、器の口あたりによっておいしさに大きな差があるので、具よりも器、ごはんよりお茶にこだわってしまいます。

茶


ごはんよりもお茶が大好きな茶猫は、食事中にお茶を飲み過ぎてしまうことがよくあります。食事中に水分をとりすぎると、胃酸などが薄まって、消化不良を起こしやすくなるので、飲み過ぎには気をつけなければなりません。




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