茶の湯の科学入門 |    茶と猫と。

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  ・・・中国茶好きのお茶日記

本


図書館で本を読んでいたら、抹茶が飲みたくなりました。コーヒーをちょっと一杯というように、抹茶も気軽にいただけるお店がたくさんあったらいいのに。


少し歩けば、コーヒーショップはたくさんあるけれど、日本茶カフェはそれほど多くはありません。なので、コーヒーショップの抹茶ラテを飲みながら、読書の続きを。


「茶の湯の科学入門」という本は、いろんなお道具や正しい扱い方がおいしくお茶をいただくためにどのように役立っているのかを科学的に分析し、分かりやすく紹介してくれています。


例えば、薄茶の表面を覆う泡のこと。泡があるからこそまろやかな味になる理由が分かり、なんだかすっきり。他にも、濃茶でダマができる仕組みなども読んで納得。


理由が分からないままに、決まった手順を覚えたりするのは大変ですが、茶碗の形、茶筅の動かし方など、一つ一つに理由があることが分かれば、自然に正しい方法を覚えていけそうです。科学なんていうと難しそうなイメージかもしれませんが、違った視点から茶の湯を学ぶのも楽しそうです。



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