ひとつ前の記事、最後の画像には、川が写っておりました。
 
 
川の名前はこれのようです。
 
「稲井川」ですか、聞いたことのない名前ですが。。。
  
 
なんだか、かわいい春の小川みたいですよ。
今は秋だけど、みどりあおあおしています。
 
空が写りこんでいて、なかなか美しいです。
 
このあたり、湖に囲まれているので、こういった小川が多い様子です。
 
 
ここで県道の表示がありました。
 
ここの地名は潮来市の、「辻」ですか。
つい、「辻斬り」なんていう物騒な言葉を思い浮かべてしまいました。
 
県道5号線ではありますが、竜ケ崎潮来線という名称もついてます。
 
そして、気になったのが、その横にある、藪のような一角。
 
 
なんだろう?と、興味を持って見ながら通り過ぎようとしたら、「古墳」の字が出てまいりました。
 
なんと!
 
古い土地だと思ってはいましたが、そこまで歴史あるところだったとは知らなんだ。
 
 
奥を見ると、そんなに藪じゃなくて、むしろきれいにされています。
あの小山が、古墳のようです。
 
ちょうどそこへ、数台の車がやってきて、7~8人くらいの人がわらわらと下りてきました。
何だろうと思ったら、皆さん、熊手や竹ぼうきなどを掲げて、落ち葉掃きを始めています。
 
お手入れに来てくださった方々だったのです。
 
どんな団体かはわからないのですが、維持してくださる人がいてこそ、過去の遺産も残るのですね。
ありがたいことです。
 
その中のおひとりが、古墳の写真を撮ろうとする私に気を使って、前を通るのを待ってくれたので、ありがたく会釈をしていたら、なぜか別方向から怒られました。
 
 
起こった主は。。。キミかっ!
 
なぜか古墳の敷地のすぐ近くにつながれていた白犬様。
お屋根付きスペースでおくつろぎのところ、お邪魔してしまいましたか?申し訳ございませんです。
 
古墳のそばに白い犬、というシチュエーションが、なんだかどこかの神話にありそうで、ちょっと笑ってしまいました。
 
吠えまくりだったお犬様、位置が遠すぎて構うことはできませんでしたが、どっちにしろ勢いが怖くてちょっかいは出せませんでした。
 
 
その先も普通に住宅街。。。と言いたいところですが、やっぱりニュータウンとは違うたたずまい。
 
昭和な感じの家が多いし、なにやらまた巨大な意味ありげな看板が現れましたのです。
 
清酒って書いてありますよ。
 
 
家の並びに突如、立派な鳥居が現れました。
 
この時はどちらさんだかわからなかったのですが、地図で見るとこの5号線沿いにはいくつか寺社仏閣があるようです。
そのうちの一つ。。。ですね。
 
 
じんじゃのなまえはどこだ|~と探すも。いまいちわからない。
 
とりあえず、自動車はこのまま入ってはいけないことはわかりましたです。
 
 
これが名前か?と思って、鳥居横の石碑を見たら、「二十三夜尊」とだけ書かれておりました。
 
正確には、「二十三夜尊堂(旧延方学校聖堂)」というところだそうな。
 
もとは学校だったところに聖堂があり、そこに祀られていた
 
「至聖先師孔子神位」の木碑
 
というものを、廃校になった際にこの地に移転させてお祀りしているということらしいです。
 
しかし、二十三夜尊?それは何?と、思って調べたら、民間信仰のひとつで、特定の月例の夜に集まって、月を待つ、という行事の一つだそうな。
十五夜が有名ですが、ほかの月齢でも行事があったのですな~。
 
どうやら茨城県内にはほかにも二十三夜尊という寺社が複数あるようでございます。
にわか知識で受け売り状態なので、詳しく知りたい方はご自分でググってくださると助かります。
 
♪ ENDLESS STORY  REIRA starring YUNA ITO