当ブログのメインテーマとなった、テーマ「歩け歩け」とは、
 
私・チャロが鉄道などの特定のルートを歩き、電車や車の車窓から見ただけでは気づかなかった沿線の景色や新たな発見を綴るものです。
 
過去には東京マラソンコースなどを歩いてみたこともあります。
 
 
では、新シリーズ始めますよ~。
 
とはいえ、最近触れまくったので、あんまり新鮮味はないかもしれないですが・・・。
しかし、踏破には程遠いので、更新は一定の距離を行ったら綴り、また間に別のことを挟み。。。といったペースになると思われます。
 
よかったら気長~にお付き合いいただけると嬉しいです。
 
今回からは、JR成田線の旅です。
我孫子支線をやったなら、本線もいかねば~。
 
昨日の記事でも触れましたが、東京墨田区にあります私の最寄り駅のひとつ、錦糸町駅からJR総武線に乗り、着いたところはJR佐倉駅。
 
そうぶせん、の、さくらえき。
 
千葉県佐倉市にあるJR佐倉駅。
 
下り線ホームにて、進行方向をパシャリ。
 
 
改札に向けて歩き出したところで、パシャリ。
2両のグリーン車付きの15両編成だったので、そりゃ~~長いですよ、車体。
ホームも長~~い。
駅舎がはるかかなたでございます。
 
 
やけに長く止まっている電車を、ガラス張りの待合室を挟んで写してみる。
ちょうど見えているのは、2階建てのグリーン車部分です。
 
佐倉駅近辺は、かつて佐倉藩のあった城下町。
江戸時代後期に幕府でご活躍なさった堀田さまが有名です。
だからか、待合室には紋がいろいろ描かれておりますよ。
 
 
ホームに、かつてなかった案内があったので、パシャっとしてみる。
 
下り線ホームゆえ、ここより東の乗り換え案内が詳しく出ていたのですが、見事に反射しちゃって見えにくくなってしまいました。
 
さて、今回、私が佐倉駅に来た理由。
 
それは、成田線の本線の旅を始めようかと思ったからです。
 
先日まで当ブログではJR成田線の我孫子支線の旅をお送りしておりましたが、これを始めたのは成り行きからでした。
 
そして今回も、成り行きから始めます。
 
成田空港へのアクセスをコンプリートし、なおかつ他路線と被るところは有効に攻略しようと思った結果でございます。
 
道中が長いので、まずはスタートの佐倉駅についての説明など・・・。
 
 
佐倉駅前を上から見た図。これは南口前。
 
JR佐倉駅はもともと、明治27年に総武鉄道という私鉄が開業した駅です。
現在のJR総武線の市川駅から当駅まで、一気に開業しました。
 
その後、明治30年に、総武鉄道は佐倉から南東へ進んで現在の成東(なるとう)駅まで開業し、総武本線の元となりました。
 
総武本線についても、私にとってはなじみのある路線でもあり、いずれは踏破したいと思っております。
ただ、長いもので、今回はパス。
 
 
佐倉市は美術館や博物館なども多い文化的な市でもあるのですが、美術ファンの中で特に知られているのは、ここではなかろうか?
 
かなり街はずれなところにDIC川村美術館がありまして、駅前に無料送迎バスが来てくれます。
ちょうど画像の左に見えているバス停の屋根が、その川村美術館のバス停です。
 
 
この送迎バスは京成佐倉駅からこのJR佐倉駅を経由して、川村美術館へ向かいます。
 
 
慣れない人は混同しがちなのですが、京成佐倉駅とJR佐倉駅は2キロほど離れていまして、乗換駅にするには離れすぎています。
バス路線はありますよ~。
 
ちなみに、旧市街地であり、現在の佐倉市の重要拠点ともいうべき場所に近いのは、京成のほうの佐倉駅だったりします。
市役所や国立歴史民俗博物館などは、京成のほうが便利です。
 
 
このJR佐倉駅がかつて完成するとき、地元の反対があったらしいのです。
 
あとからできた京成本線が市街地の中心を行っているのが皮肉かもしれませんが、その当時はその地元の反対のためにやむなく、高台の市街地を避けて、低地のここに駅ができた、ということらしいです。
 
高台だから線路を通すのが難しくて、やむを得ず市街地からちょっと外れた田んぼの中に駅を造った、という説もあるそうな。
 
 
南口に下り立ちまして、さて、歩き始めましょうかね。
 
 
上記のように、JR佐倉駅はJR総武本線の所属駅なのですが、総武本線は東京駅を起点として千葉県の東のはずれ・銚子駅まで向かう路線です。
 
私も略して、よく「本」を付けずに「総武線」と呼んでしまうことも多々ありますが、「総武線」というと支線も含めた総称のようなものです。
 
当ブログではJR中央線の旅をした際に総武線支線の御茶ノ水駅に寄っていますが、その時はその先の総武線支線は歩きませんでした。
こちらも改めて、踏破したいと思っております。
 
ちなみにその支線は錦糸町駅が起点で、御茶ノ水駅が終点です。
 
 
当初は線路との間に駐車場や住宅がはさまり、線路沿いてくてくとはいかなかったのですが、やがて線路がまた見えてまいりました。
 
 
JR錦糸町駅というのが、総武線の本線と支点の分岐点の駅なのですが、JR佐倉駅も、総武本線と成田線の分岐点です。
 
JR成田線はJR佐倉駅を起点として、正確には銚子駅の手前の松岸駅を終点としています。
 
ただ、たいていの成田線の本線は千葉駅・もしくは東京駅から総武線の線路を使ってこの佐倉駅まで来て、そこから分岐していきます。
ダイヤによってはJR横須賀線からの直通電車もあります。
 
そして、東京方面からの成田線直通の電車は、JR成田駅を終点とすることが多いです。
成田駅で乗り換えて、さらに先へ進む、ということが多いのです。
 
また、JRの支線では本数が少ないことから、成田空港駅まで行きたい旅客は成田駅で徒歩数分の乗換駅である京成成田駅を利用する人も多いです。
 
 
 
最初っから文字ばかりになりましたが、ともかく、途中になっているJR成田空港支線の旅も終わらせ、さらにかぶる道中を無駄にしないためにも!と、成田線本線の起点から、旅を始めてしまいました。
 
そして実は、まだJR佐倉駅の隣の駅までしかたどり着いてないんだけど。。。
ともかく、始めます。
 
♪ 恋はスリル、ショック、サスペンス    愛内里菜