住宅街は続く~。
続いているのは、なかなかおしゃれな空間。
昭和テイストも感じつつも、時代を越えていい感じ、といったデザインの家も多いです。
いちおう、ずっと右手に電車の気配を感じながら歩いていますが、なかなか線路の真横に道が無いなあ。
その一角にあった、別格な邸宅。
最初、ケーキかと思った。
ミントを飾ったレアチーズみたいなので、こういう色のケーキを見たことがあるんです。
あ、サーティワンのデコレーションアイスケーキでもあったかも。
爽やかなただずまいが素敵♪
さらに素敵ハウスはないかとキョロキョロしているうちに、やっと駅舎が見えました。
とうとうこの区間、ほぼ線路わきには行けなかったぞな。
検車区の名前ですでに出てきたこの名前、富士見ヶ丘駅です。
こんな名前なのだから、さぞや立派な富士山が見えるのか!!と思うけど、この時は残念ながら、クモが広がった空だったうえに、建物の影で遠くは見られませんでした。
丘の上なので、きっと昔はよく見られたのでしょう。
いまだって見られるポイントはあるのかも。
この名前、ほかにも使っている駅がありそうな名前ではありますが、「ふじみがおか」というのはここだけのようです。
ただ、「富士見駅」というのはJR中央本線の駅として、長野県にあるそうですよ。
画像のここは北口。
南口もあり、階段を上って橋上駅舎へと向かう形です。
ちょうどそこに、近隣の地図があったので撮ってみる。
また画面の小さい方、すみませんです。
この駅は「富士見ヶ丘」と言いながら、住所は隣の駅の名前と同じ、「久我山」です。
でもちょうど、その久我山のはずれのようです。
そしてその先の地名は「高井戸」に変わります。
私は言ったことは無いはずの場所ですが、なんか聞き覚えが・・・。
あー、よく渋滞情報で聞く地名です。
この地図の下の方に人見街道という道路があるのですが、そこがよく混むようなのです。
「高井戸付近、渋滞〇キロ」とか、よく言われています。
ちょうど真ん中からちょっと右をみると、緑の地帯がありますが、これがあるので私はひたすら線路の左側を歩いていたのです。
右の緑の地帯は杉並区が管理する富士見が丘運動場だそうな。
かつてはNHKが持っていた運動場だったそうで、地図にはNHKグランド一体と書いてあります。
駅前はロータリーも何もなく、入口の先はすぐに道路と踏切です。
お、また水色が行った。
付近は商店街になってまして、タクシー乗り場とかも見当たりませんです。
この富士見ヶ丘駅も井の頭線開業時の昭和8年に同時開業した駅で、ひょっとして道の幅とか、当時のままだろうか?
駅の周りの道、こんな感じです。
中央線の引けない狭い幅の道路に、住宅が道に際まで建物になっている。
進もうとした道は、上り坂。
こういった街並みは、もろに私の住む墨田区にも多い、「ザ・下町」という感じ。
この辺りも昔から庶民が住んでいる、人情溢れる街なのかしら~。
ちょっと、そんな雰囲気もあります。
秋も深まり紅葉もそろそろ終わりかという時期、垣根も色づいて綺麗でした。
やっぱりコンクリート製の塀が多いのですが、たまに垣根があるとホッとします。
植物は偉大だ。
次の駅まで1キロ未満。
そろそろタイムリミットも気になってきたので、ちょっと急ぎます
♪ Lemon 米津玄師