くも膜下出血の後遺症で直前の記憶がない母の口ぐせ
70代の母は、 2年前にくも膜下出血で倒れました。
手術前は生存率20%の告知を受けていましたが、なをとか命はとりとめました。
ただ、直前の記憶がなく、1人での生活は難しい母ですが、周囲からみたら後遺症があるようにはみえないくらいおしゃべり上手。
退院したばかりの頃は、自宅の玄関がわからなくなったりと大変でしたが、今は料理や家事はこなしているんですよ。
まぁ、直前の記憶がないため、調味料を何回もいれるので、味の濃い料理がてでくることもありますが、そこはご愛嬌ですね。
そんな母の困った口ぐせがあります。
それが、やりたくないことがあるときに、
「お医者さん、やりたくない時は無理しちゃいけないって言っていた」
と言うんですよ。
もっともらしい言い訳を言うんですよね。
リハビリのための運動をやりたくないときは、
「先生が無理すると頭痛くなるから無理しちゃいけないって言っていた」
とか、いかにもありそうなことを言ったりして驚いちゃいます。
退院直後は、「先生の指示を覚えてるってすごいね」と返事していましたが、
でも、あまりにも続くので、
これは言い訳だなと察知。
ある時からは、笑顔で「そうなのー」ってかわしちゃっています。
そうなると、母の次の手は、
「なんか無理したら頭痛くなってきちゃった」
の禁じ手を出してくるんですよね。
困っちゃうこともあるんですけど、
禁じ手を出せるほどの会話ができることに嬉しさを感じる日々です。
↓母が大量に使う調味料。プレゼントしたら、喜んでくれました!
【みなさまにお願い】