スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説 | 鈴木いつみ ♨️

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スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説

1985年11月7日から1986年10月23日まで毎週木曜日19:30 - 20:00にフジテレビ系で放送された日本の学園ドラマ    主演 南野陽子

和田慎二原作の漫画スケバン刑事をテレビドラマ化の第2作

 

登場人物主要人物

五代 陽子 ごだい ようこ、2代目麻宮サキ
演 - 南野陽子 少女時代 片桐尚美
本作の主人公で、本名は早乙女志織 さおとめ しおり  1968年5月21日生まれ 東京都世田谷区在住(第6話
 身長160cm、体重45kg スリーサイズ B:80cm W:56cm H:82cm、第1話より
梁山高校2年B組(第21話で3年B組に進級)。初代同様、敵の目の前にヨーヨーを投げた後、組み込まれている桜の代紋(旭日章)を見せて「鉄仮面に顔を奪われ、十(とお)と七とせ、生まれの証しさえ立たんこの私(あてぇ)が何の因果か警察(マッポ)の手先。」で始まる名乗りの口上を行い、次回予告では「おまんら、許さんぜよ!」(第1話 -    おまんら、気合入れんかい!」(第18話 - で締める。ただし、名乗りの部分は省略されることが多い
高知県土佐青柳高校出身。土佐では、四国全体のスケバングループからスケバン鉄仮面として恐れられていた。幼い時から鉄仮面を被らされ、小・中・高と仮面のままで通学する。その背景には、鎌倉の老人の息がかかっていることから鉄仮面での通学を余儀なくされた経緯がある。
鉄仮面の設定に関するエピソードは補足参照
麻宮サキを失った事から暗闇指令の組織が次期・スケバン刑事候補を選抜中、部下である西脇によって2代目麻宮サキ候補として目を付けられる。暗闇指令からの特命刑事の勧誘や西脇からの再三の要請にも頑なに拒否していたが、スケバン刑事になる事で父親の死の真相や鉄仮面を被せた人物の謎が解明されるという西脇の言葉を信じ、重合金のヨーヨーと黒皮の手袋を受け取り、2代目スケバン刑事 麻宮サキ襲名を決意した。カワサキ・GPZ400Rに搭乗している。
生まれてからずっと高知の田舎で過ごしていたせいか、都会の世間的な風俗にはかなり疎い。設定上は運動神経抜群だが、演じる南野は運動がまったく苦手だった為、腕立て伏せのシーンでは身体をワイヤーで吊ってもらいながら撮影した。なお、後ろ姿は前作の斉藤由貴に続き大野剣友会の高木政人が吹き替えている。
エンディングでは一貫して「麻宮サキ」とクレジットされており、ナレーションでも登場人物からもそう呼ばれているが、初代との混同を防ぐことと本名を名乗るのは全ての事件が解決した後であるため、本稿では彼女については初期からの仮名である「五代陽子」と表記することにする。
矢島 雪乃 やじま ゆきの
演 - 吉沢秋絵
第2話より登場。財閥の総帥令嬢。袱紗と琴の爪(山田流)を武器に使用。和傘を併用することもある。梁山高校に転校する前に陽子が潜入した桐の葉学園で出会う。陽子を慕い、後に梁山高校に転校してくる。古武道の達人で、薙刀を武器に戦ったこともある。カルピスが大好物。
演じる吉沢秋絵は、おニャン子クラブとの両立が困難になってきた為、目を患って入院するという設定にして一時戦線離脱していたが、後半復帰している。なお吉沢は夕やけニャンニャン内「アイドルを探せ スケバン刑事パートIIスペシャル」で2代目麻宮サキとして選ばれ、おニャン子クラブ加入とともに本作への出演が決まったものの、サキ役は前述のとおり南野に変更されている。(しかし、フジテレビ側のプロデューサーである岡正は、2代目スケバン刑事の候補にはアイドル歌手、CFモデル、新人女優など数十名の名前が挙がっていたものの、主役は最初から南野陽子に決めていたと語っている。南野に決めたのは会った瞬間にこれだと閃くものがあったからだという]。また、東映側のプロデューサーである中曽根千治も、DELUXEマガジンで初めて見た時から主役は南野陽子だと心に決めて、半ば強引にキャスティングしたと述べている 
中村 京子
演 - 相楽ハル子
通称「ビー玉のお京」、第3話より登場。その名の通り、ビー玉を武器に使用。礫として使う他、大量にばら撒いて追手を転ばせたりもしている。ショートカットで、目つきが鋭く、新宿生まれで、下町育ちの典型的な江戸っ子気質で、面倒見が良い姉御肌。転校してきた陽子に齧っていた林檎を投げつけるが、後ろを向いたまま受けられた挙句に片手で握りつぶされて驚愕する。その後陽子と対決の後に実力を認めて親友となる。

暗闇機関

西脇にしわき 
演 - 蟹江敬三
原作の「ムウ=ミサ」がモデル。元刑事の暗闇機関腕利きエージェントで、陽子の父・早乙女七郎とは友人でもあった。盟友との約束を頑なに守り、信楽老の圧力に世の中の全てが敵となった時でも、ただ一人陽子を護り続けた。また前作次作の依田とは異なり物語(劇場版含む)の最後まで生存している。表の顔は、梁山高校のさえない教員(頭髪やスーツはヨレヨレで、レンズが厚い眼鏡を着用。また、生徒達に対しては敬語を用いており、生徒達曰く「何をやっても怒らない」らしい)で、陽子達のクラスの担任をしている。教師姿でも指令を下すことはあり、その際も陽子に対しては基本的に敬語を用いているが、普段(エージェント姿)は普通の口調で陽子に指令を下す。雪乃やお京の担任でもあるが、本編では最後まで正体を見せることはなかった。しかし劇場版では普段の姿で彼女らとも接している。
エンディングのキャスト紹介(第16話以降)では、主演の南野陽子と同じ演出がなされた。
暗闇指令
演 - 長門裕之
前作より引き続きの出演。ただし本作では前作のように自ら指令を発するシーンはないため、4話程度の出演。終盤、信楽老の圧力に屈し、サキに特命刑事解任と命令違反による制裁と逮捕を通告するが西脇に妨害される。その後圧力に屈したことを悔い、信楽老を銃殺した。前作、次作と異なり最終回にも出演している。