アグア山登頂

 

朝6時過ぎにバスに乗り、アンティグアからアグア山の麓にある町・サンタ　マリア　デ　ヘスス　へと向かう。

メンバーは持木くん、幸一君、キミエちゃんに自分を含めて4人。町に着いたらすぐに登頂開始。

なぜなら・・・

すでに時間が

ない。

（なんじゃそりゃ？）

日帰りで3766メートルの山に登ろうという計画だからだ。

山賊が頻繁に出るため、みんな最小限のお金しか持っていない。

つまり・・・

 町に泊まること

も出来ない。

　（大丈夫かよ？）

アンティグア行きの最終バスが出発するのが17時。

それまでに、登頂して、町に帰ってこなければならない。

ハードだ。下痢で最近まで体調を壊していた自分にとっては、かなりハードな一日になるに違いない。

山登りを開始して1時間経過・・・

もうすでにかなりキツイ。

2時間経過・・・

持木くん以外のスピードが、明らかに落ちる。

3時間経過・・・

虚弱体質チャリダーアキは遅れ始める

4時間経過・・・

「なんでこんな苦しい思いをして山になんてのぼってるんだ？」

5時間経過・・・

たすけてくれ・・・

そして5時間と20分

ついに登頂成功！

頂上で昼食を食べる。そして、疲れてみんな寝てしまった・・・

（時間が過ぎる）

1時30分、目を覚ます。下山開始。（いぃー！時間が無い！）

下山開始から30分……

妙に急な崖を下り始める…

（こんな道通って来たっけなぁ？）

？？？

しまった！

道を間違え

た！！！

せっかく下った崖を再び登らねばならない

なんてこった！！時間が無いのに！！

急ぎ足で下っていると……

ズサッ！！

（あっ！幸一君が消えた！）

幸一君負傷。

…結局、なんとか最終バスには間に合った。

三人は無事、一人軽傷。

三人は楽勝。若干一名ヘロヘロ（私です）。

 アグア山登山の感想。

「あまりに時間に追われて、景色を楽しむ余裕がなかった。」

どうでもよいことだが

登山の二日後、アンティグアの町では、筋肉痛の為、歩行困難になっているチャリダーが若干一名いたらしい。