2020年7月、

🌻の葬儀からしばらくしてお世話になった主治医のH先生に坊を連れてご挨拶に伺いました。


色々お話しをしたあと、H先生は坊の頭をなでながら

「坊くん、大きくなったら病気の人を助ける医者にならないか?」

と言ってきました。


母親の闘病を目の当たりにし見送るという辛い大変な経験をしている坊だからこそ医者になってほしいという期待を込めてのことだと思います。


ところが坊は


「嫌です!」とキッパリゲッソリ


先生 「そっか~ なら何になりたい?」


坊 「ヤンキーー!!」


  とキッパリポーンポーン


私は噴き出してしまいましたが本人さんはいたって真剣!真顔(キリッ




その頃坊は【今日から俺は!!】の大ファンで三橋のような金髪で卑怯で面白いヤンキーに憧れていたのです。


私が先生にその事を話すと先生も爆笑しながら


「そしたらヤンキーやってその後でいいからお医者さんになろうか!」

と言いましたが


「いや、なりません!」とキッパリ滝汗


そりゃあ、なると言って簡単になれるもんでもないけど、

取りあえずこの場だけでも…


そんなにキッパリ断らなくても…おいで



今ではすっかりブームも去りヤンキーは忘れ去られ

今はヒカキンのようなYouTuberになりたいそうです。



そんな坊もこの1年で何だか凄く成長したなと思います。


背も伸びて体つきや顔つきもしっかりしてきたせいなのかな?


周りからも最近良く言われます。


苦手だった朝も起きれるようになりました。


とても天真爛漫な子でいつも私を笑わせてくれます。


今でもモンスターに変身して暴れる時もあるし、勉強は嫌いだし、足は臭いし…酔っ払い


まだまだいい子とは言えないけど去年の今ごろに比べれば全然上出来です。




実は去年、緩和病棟での後半に又手がつけられない程荒れてSさんや看護師さんにも色々とケアしてもらっていたんです。


🌻が酷くなってきた時だったので私が🌻に付きっきりになって構ってもらえないからだろうと思っていましたが


私は今後この子を育てていけるだろうかと自信をなくしSさんに相談していたくらいなんです



ところがママが旅立った日、緩和病棟のロビーで二人きりの時に坊から私に言ってきたんです。


「ちゃーちゃんごめん!ぼく今まで悪い子だったけど今日から悪い子止めていい子になるから!」と。


何であんなに荒れたのかを聞くと

「ママが悪い!」と言うのです。


あんなに辛い思いをしたママを見て来たのに何でママが悪いのかと聞くと、


「病気がどんどん悪くなっていくママが悪い!治らないママが悪い。でもママが勝手に病気になったんじゃないからママに怒れない。怒れないから悪い子になった」と!


私が構ってあげられないからということもあったとは思います。


でもそれ以上に坊には坊なりの理由があったのです。


これを聞いてとても納得できました。


私も坊と同じように思うところがあって頑張っても頑張っても報われず心折れる毎日の中で


何で🌻がこんな病気にならなきゃいけないんだ!

こんな病気にさえならなかったら…

癌が憎い!

と腹立たしくやりきれなく思ったりする日があって


でも私は親であり大人だから飲み込んだり気持ちの切り替えもできます。


だけど子供の坊に処理できるわけがないのです。


だからもうママはいなくなっちゃったからいい子になってちゃーちゃんと暮らすと言うのです。


これが3年生の坊なりに切り替え考えた最善策のようです。



何だか坊が不憫なのと愛おしさでいっぱいになり少しでも淋しい思いをさせないようにたっぷりの愛情を注ごうと思いました。



こんなことがあっての1年後、坊がこの事を守ろうと頑張って来たなんてことはまずないだろうし


ちゃーちゃんに決意表明したことも忘れているだろうけど


とにかく成長したなぁと思うのです。




坊は良くしゃべり良く笑う子です。


今でも一人では寝れずちゃーちゃんと一緒に寝ます。


毎日ギューして手を繋いで寝ます。



まだまだ甘えん坊ですが悪い子、坊はいなくなったようです。





(特技 )
      逆立ちしながらiPad鑑賞!
(マイブーム) 
      けん玉!
(習い事)
   週一の空手!習ってもう2年! 全く上達しない白帯ヘナチョコ坊です(*/□\*)