今年のクリスマスは友人たちにプレゼントとしてパリcoさんの型紙を使った猫のぬいぐるみを作りました。
以前から作って欲しいと言う依頼が絶えなかったんです。
流石に全員は無理なので特にお世話になった人の分だけ色や素材のリクエストを聞いて頑張りました。
※材料費も含め金銭は受け取っていません

 

 

短毛黒猫ちゃん。
この子は年内にスケジュールが合わず会えない友人の分です。
宅配便だと紛失した時に取り返しがつかないため手渡し希望とのことでお迎えを待っています。

 

 

『ボディもファー素材で』というリクエストが多かったです。
おそらくお洋服を用意するのが難しいからかなと思いますが。
私も本体を縫うので精一杯でしたのでマフラーをおまけとしてそれぞれにつけました。

 

 

車型の缶に入ったお菓子。
クリスマスプレゼントにいただきました。
お洒落でシュール、海外独特のセンスが際立っています。
貯金箱にもなるようで面白い。
後ろの猫が描かれた木製のツリーも友人からのプレゼントです。
クリスマス限定なんてもったいない可愛さなのでしばらく飾っておこうと思います。

 

 

この子は昔『セキグチ』というメーカーから発売されたCoCoDoll(ココドール)というお人形です。
髪がサラサラでくりっとした大きな青い瞳の女の子。
お迎えはだいぶ前ですがクリスマスの雰囲気に合いそうだと思い箱から出して飾っていました。

 

 

レトロな感じが魅力的なんです。
テディベアと並べて置いても違和感なく馴染みました。
全長は33cmくらい。
モンハイと同じで写真より実物のインパクトが強く、大きさにびっくりするかもしれません。
古い商品のため完品はなかなかないのですがドールとしての相場はお安い部類なので気になった方はお迎えしてあげてください。

続いてセキグチ繋がりでぬいぐるみをご紹介します。

 

 

『けだまりのねこ』
セキグチのぬいぐるみといえばモンチッチが有名ですが、こんな愛くるしい子猫のぬいぐるみも発売されています。
種類は『しろ』と『くろ』の二種。

 

 

とろんとした眠そうなおめめ♡

 

 

くろの方はたぬきの子にも見えます。

 

 

私はこの後ろ姿がたまらなく可愛いと思いました。
子猫のぬいぐるみは数多くありますが生まれて間もないフォルムを模ったものは珍しいです。
猫好きさんにぜひおすすめします。

次はお気に入りのDVDのご紹介。

 

 

『ミトン』

1967年にロシアで製作された人形アニメ作品です。
10分ほどの短編『ミトン』『レター』『ママ』の三作品が収録されています。
主題となっている女の子と赤い犬のお話が『ミトン』。
主人公の女の子の「子犬を飼いたい」という強い願望が彼女の手袋を子犬に変身させます。
空想なのか現実なのか…台詞の無いサイレント映画なので解釈は鑑賞者それぞれに委ねられます。
どのお話もベースは穏やかで優しい感じですが、ノスタルジックな映像と共に余韻に切なさが残る大人な作品でした。

 

 

オリジナルグッズのぬいぐるみ。
すごく欲しくてあちこち探しました。

 

 

今の時期にもぴったりだと思うので気になった方はぜひご覧になってください。
 

最後は素敵な本のご紹介です。

 

 

『夜想 特集【ぬいぐるみ】』
出版社:ステュディオ・パラボリカ 

テディベア作家のhippie cocoさん他、多くの個性的なぬいぐるみ作家さんの作品が掲載されている書籍です。
私はもちろんcocoさんの作品と記事が読みたくて購入しました。
内容は書けませんがやはり面白く、勉強になることをおっしゃられています。
作品名のつけ方がどれも可愛らしくて良いなと思いました。
一体どんな設定と物語があるのかひとりずつ絵本で見てみたいです。

この本はcocoさんファンの方には当然おすすめで、奥深いぬいぐるみの世界を知りたい方にもおすすめできます。
ただ、個性的な作品=主張やメッセージ性も強いので単なるぬいぐるみ紹介本ではなく、人によって好みが分かれる作品もあるかと思われます。
美術館を巡るつもりで読まれると理解が深まります。

 

 

というわけで、お久しぶり&雑多な内容になりましたがこれが今年最後の更新です。
マイペースな当ブログに足を運んでくださった方々に感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。
急にがくっと寒くなりましたが体調にお気をつけて温かくして過ごしてくださいね。
それでは良いお年を!