私にとってかなり大きな出来事が起こりすぎて…
愛する我が子、本名まめ太が女の子であることが判明しました
見た目や行動では性別を見分けづらいコザクラインコ
今までどちらなのか分からないまま一緒に暮らしてきました
そして9日、豆が女の子であると証明されました
初めての産卵です
7日の夜に卵の存在に気がつき、なかなか産まないので卵詰まりを起こしているんじゃないかと思い、9日はあらかじめ病院に行くつもりで休みを取ってましたが、
9日早朝、カゴの底に白く小さな卵が転がっていました
この時まだ私はこれが危険な産卵だった事に気がついていませんでした…
この日はとても寒く、産卵で体力の落ちてる豆を病院まで連れて行く事はとても大きなリスクを背負うことになります
かなり悩みました
しかし見るからに元気の無い豆
このままの状態で次の診察日の13日まで生きられるのか…
困る
私のもう一つの命
消すわけにはいかない
急いで彼氏さんに帰ってきてもらい病院へ
先生にこの数日の様子を話し、産んだ卵を見せた
「あなたにとっても、この子にとっても初めての産卵ね?」
はい、と答えると先生は詳しく卵の出来るまで、体のしくみを話してくれた
そして、卵を見てこう言った
「普通は一つずつ産むはず。二ついっぺんに産んだって事はどちらかが産めずに体内に残ってたのよ。」
実は、豆は9日に二つの卵を産んだのです
これが写真です

先生の見解は、おそらく左の卵が先に出来ていた卵だろうと
卵は体内に残ってしまうとカルシウムが溶け、やがて癒着して出てこなるなる
よく見ると左の卵は殻が溶け始めザラついていています
そして右の卵は形が変形しています
殻も左より薄いです
最初の卵が出なかったのできちんと作れなかったのでしょう
9日に二つ目の卵が出てきたとなると、正常な産卵は1日おきなはずなので、一つ目の卵はやはり7日あたりに出ていなければならなかったのです
今週のはじめには豆のお腹に卵があったのに気がついてあげられなかった…
詰まった原因は初めての産卵に加え、十分な保温がされていなかったからだと思います
そして今後の発情の管理(環境や食べ物)を丁寧にアドバイスしていただきました
最後に「できれば今回の産卵はここでストップしてくれた方がいいね」
ホントにその通りです
今の豆はというと、若干体重が落ちているものの元気に動いてます
お腹にも卵の存在はありません
今回、私の管理不足で寒い時期に初めての産卵をさせてしまいました
でも豆は自力で卵を産んでくれました
本当に親孝行な子です
ごめんね、ありがとう
私の仕事中に豆を看ててくれたお母さん、ありがとう
急いで駆けつけてくれた彼氏さん、ありがとう
いつもは怖い先生、なんだか優しくて天使に見えました
ありがとう
豆との当たり前の毎日
突然その当たり前が消えてしまうかもしれない
不安に押し潰される
私のせい…
でも色んな人、そして豆が私を支えてくれる
当たり前の毎日
実はとても複雑な仕組みで出来上がった「平凡」
何もない=平凡
ではなく、何も無かった=平凡=それは当たり前で忘れていた幸せ
そんな事を勉強した数日間でした
最後まで読んでくださってありがとうございました
m(__)m