映画コクリコ坂からを見ています。

この映画は見た瞬間から郷愁がこみあげてきて。不思議な縁を感じざるを得ません。

コクリコ坂のモデルとなった地はわたしの母校の、あるあたり。そう、私も、この地で青春を送ったのです。

そして祖父はこの山手の地で生まれ、青春を過ごし、養子に出て東京で暮らしていました。

映画に出てくる主人公の少年も養子に出たことで好きな女の子ともしかしたら兄弟?とショックをうけます。

そしてこの学校の校風は息子の学校そっくり。

息子の学校は今どき珍しいバンカラな、男子校でした。そして映画に出てくる徳丸理事長は息子の学校の元理事長そっくりで(.名前も)学校には宮崎駿監修のシネマホールもあるのですからかなり息子の学校をご存知の宮崎先生が息子の学校のイメージを引用してるんじゃないかと胸踊りました。

祖父は明るくておしゃれな人でした。その祖父を大好きな私が、祖父の生家の近くの学校に通い出した時の祖父の喜びように入学できて良かったと、心から思ったものでした。

映画に出てくる氷川丸そっくりな船。元町のあちらこちら。

戦前に青春を山手で過ごした祖父。その祖父の青春の地でお転婆に過ごしたわたし。横浜ではないけれど映画のような学校で青春を送った息子。

祖父と息子は会ったことはありませんがこの映画の中で繋がっているようで、わたしはこの映画をみるたび、センチメンタリズムに浸るのです。

横浜。マイソウルシティ。