高齢者雇用って・・・ | お気楽観察記

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いつも迷走中

還暦を過ぎて、何かと自分の身体が不自由になってきた

まあ、命に別状があるようなことじゃないけれど

数年前から、下肢静脈瘤、ばね指と手術?をしてここ数年は、再び下肢静脈瘤、また手術をするほどでもないけれど以前からの腱鞘炎がひどくなってきている

長距離を歩くと1時間ぐらいで昔骨折した足首が音を上げる

 

どうも血の巡り系の調子が悪いのは、突発性脱疽という病気だった父からの遺伝が関係しているのかもしれない

 

突発性脱疽というのは、血液の流れが末端まで流れなくなって、四肢から壊死していくという病気で、父は40代から足先や指を切断していった

 

それでも大好きなタバコもやめられなかったし、副流煙が大量に充満したパチンコ屋に通うのを入院するまでやめられなかった

 

それでも不自由な体でも86歳まで生きたからねぇ

 

 

 

また、最近オツムもかなり弱くなってきて物覚えが悪くなってきたうえ、話す言葉がでなくなってきたし、判断力も落ちているしね(まあもともとオツムは良い方ではないというのを今になって強く自覚しているが)

 

こうやってPCのキーボードで入力していたって以前とは比べ物にならないほど誤入力が多くなってきた

 

自転車や原付きバイクを乗っているときは自分の思っている反応より少し遅れるんだよね、自動車に乗っているときもあまり自覚がないけど影響しているのだろうね

 

最近、高齢者による交通事故がよく報道されているけど、自分が高齢者とされる年齢になって、そりゃ事故も起きるよねって思う

認知力の低下、判断力の低下、その上運動神経の低下だものね

そのあたりのことを無自覚で運転するから高齢者の事故が多いのじゃないか思う

このあたりでよくお年寄りがものすごく遅い運転や逆走しているのを見るけれど、それも認知力の低下と判断力が低下して、自分本位の運転をしているのだろうね

 

で、表題のお話・・・

果たして、自動車の運転も怪しいのに、簡単に高齢者雇用を推進していいのだろうか?

もちろん交通事故は人命に関わることだけれど、企業だって何かあったら人命に関わることもある

例の紅麹の件だって、ちょっとした判断力の低下で青カビが混入してしまったようだ

 

自分も会社で働かせてもらっているけれど、できるだけセルフチェックをして自分勝手な判断をしないようにしている

でも、できるならば仕事もしたくないし(自分の能力低下は把握しているから)運転もしないですむならしないで済ませたい

でも背に腹は変えられず、何事もなく年金支給年令になるのを指折り待っている

 

メディアでよく「こんな高齢者が生き生きと働いています!」なんてやっているけれど、珍しいから話題になるのであって、ほとんどの高齢者が就業しようとしても挫折しているのじゃないかと思う

 

私も実際コンビニを経営していたのだけれど、高齢者どころか50歳を超えると、コンビニの業務が覚えられなくて、ほとんどの方がやめていった(まあ教え方が悪いといえばそれまでだけど)

正直、いまコンビニのアルバイトをやろうとしたら、15年以上のキャリアのある私でさえ、”ちゃんと”できる自信がない

たまにコンビニで高齢者の方を見かけるが大丈夫なのだろうか?と心配になる

 

定年年齢を70歳まで伸ばそうなんて話もあるけれど、それに対する様々なリスクはどう考えているのだろう

大きな議場で、寝ていてもなんの影響もない偉い方たちは遠い話だよね