ラパリシオン映像 | 加藤修滋のブログ

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日仏シャンソン協会活動記録及びシャンソン界のニュース等

久し振りに開催された「ラパリシオン」の動画を見た。

 

 

コロナ禍以来に見る顔ぶれと熱気に懐かしかった。こう言う雰囲気こそエルムの原点。

その中で、ベッピーこと別府たけし君の着物姿が!

演歌歌手として活躍していた彼が、ご縁ありシャンソンを習いエルム・ボーイズやナイトショーにも出演していたが転勤で東京へ。

 

 

そして、今ではエルムで聞く事も減った言葉「シャンソン・ルネッサンスの作品です」と紹介し、「クロード・ヌガロ」の「ヴィヴィオロンス(嵐の中の人生)」を私の詞で歌ってくれました。

東京から交通費を払ってまで参加をしてくれる上に、シャンソン・ルネッサンス作品を歌うと言う彼の心意気が大変嬉しいです。

 

 

来場者50名ほどの内、「エルム」に来る事がはじめての方で若い方も多く、成長著しい「タニカナ」さんが歌ったダリダ・ヴァージョンの「ベサメ・ムーチョ」では、手拍子が”後打ち”。シスターズとして活躍する七瀬さんや初出場の方のオリジナル曲もあり出演者入り乱れてのライブ。

こうした若い人の中からシャンソンに興味を持つ人が増える事を期待!

 

 

何より嬉しかった事は、マイクを離して立てて歌うと言う「エルム・メソッド」が守られている人が多い事!拍手!

 

 

改めて「エルム」のステージは、マホガニーのピアノ、スタックスのスピーカー、客席との距離感がとても温かい空間ですね!