大原美術館とジャクリーヌ・ダノ | 加藤修滋のブログ

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シャンソン大使として最も多く来日した「ジャクリーヌ・ダノ」が「大原美術館」に対して鼻息荒くまくしたてた事件がありました。

 

 

ジャクリーヌ、モレル氏が詞を書き、私が作曲した「モネの庭」。モネ財団の公式イメージソングとして日仏米でリリースされ、ジヴェルニーの「モネ庭園」でも販売され即完売しました。

 

このCDは音源以外にもブックレットにモネの貴重な自画像やマネ、ルノワールが描いたモネの肖像が印刷されており、日本でも共同通信が配信し、全国各新聞に掲載されました。

 

 

 

このモネのCDブックレットに対し、大原美術館側が「無断使用は許されない」と言うのです。

 

 

”何をおっしゃるウサギさん”で、ちゃんと「本家(モネ財団)」のマークも印刷されていて、美術館側の「無知」又は「勉強不足」。ジャクリーヌは憤懣やるかたなく、宿泊ホテルの支配人にも「あの美術館はケシカラン!」とお怒り。

 

 

あげ句の果てに、モネ庭園長のヴァエ氏にも不満をぶつけたそう。

道理を通す事を大事にするジャクリーヌにとっては、許せなかったのでしょう。

今でも、日本各地から私のところに「”モネの庭”を歌いました」との手紙やメールが届くほど私にとっては大事な作品となりました。