口論…じゃなく、お説拝聴 | 加藤修滋のブログ

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日仏シャンソン協会活動記録及びシャンソン界のニュース等

口の悪い人から「エルムは40人が採算ラインと言っていたのに、


この状態じゃ長くは続かないな」…と言われ続けて26回目のお正月。




「そもそも、中途半端に芸術的過ぎるんだヨ」


NHK紅白見りゃ分かるだろ?歌じゃなくてパフォーマンスの時代なんだから。


コロッケから蛯名健一の時代になって、世の中変わってるんだから、


エルムの出し物も変えないと」



…黙って聞いてりゃ出演する歌手を「出し物」と言うのをはじめ、


言いたい放題。でも、時には的を得た発言有。



「お前のやりたいことは、日本では受け入れないから、フランスでやってりゃいいんだ」


「銭払う客が求める物が何なのか解っていない」


…次から次へと気に障ることばかり。



フランス人はE.ピアフの「アコーディオン弾き」の最後の部分で


「止めて!そのジャヴァを止めて」の後にピアノを弾く事を拒否すると言った時、


「日本じゃ、誰もがその後にピアノの音を出して終わるんだから、その通りにすればいいだろ」



と反論されて以来、


パリの劇場ではその部分を弾かず、日本では弾く事にしたということも有。


業界人間じゃない友人からの、少々お門違いの意見が役立つ事も有。