エルムの開祖 美輪明宏、菅原洋一再びブレイク | 加藤修滋のブログ

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日仏シャンソン協会活動記録及びシャンソン界のニュース等

多くの方から温かい言葉を頂きました。


エルムを愛し、支えて下さる方々に感謝します。


今年はエルム25周年を迎えますので、


力を合わせて頑張っていきたいと思います。






フランス国営TVが、そのライブを放映したことから


理想のシャンソン空間」として知られるようになったカフェ・コンセール・エルム


その産みの親は美輪明宏菅原洋一2人です。


「頑張って作ってね。こけら落としで歌うから」と言って


初日を飾って下さった菅原さんは、優しいお母さん?



「絶対反対!」とおっしゃっていたのに、オープンしたら


「作ってしまったものは仕方ないでしょ。育てなきゃ」と言って


毎年出演を続けて下さった美輪さんは、お父さん?



2003年、浜崎久美子さんへのバック・アップを機に、


エルムに新曲を次々と送って下さったシャルル・アズナヴールは育ての親!)



その美輪さんが紅白出演で、再びブレイク。


スピリチュアルの美輪さんしか知らなかった人たちだけでなく、


シャンソン歌手としての美輪さんファン急増。


「名古屋のシャンソン歌手を育てる!」と宣言されて、


エルムの前身mss会館小劇場の時代から名古屋市民会館での「名古屋巴里祭」まで


28年間も出演し続けて下さったその信念は、私たちにとって神様と同じです。


ジャクリーヌ・ダノCDエディット・ピアフ物語」でナレーターとして


無料で友情出演して下さったことにも頭が下がります。




一方、菅原さんは80歳を前に若いファン層が増え、


今年の名古屋のコンサートはチラシが出来る前にチケット完売とか…。


エルムで歌う時も、アズナヴール同様一層歌の説得力が増し


更に人間的に素敵な表情になられたとの評判。


エルム20周年の時に、菅原さんが歌った「愛の讃歌」を聴いた


J.R.ギオン(アリアンス・フランコフォン会長)は、


「フランスで聴いた、どの歌手の愛の讃歌より心に響いた」と絶賛。




こんな素晴らしいアーティストたちによって産み育てられたエルムの歌手たちが


フランスで次々と評価されるのは「この親にして、この子あり」ということろ!