発作、そして迷宮入り | 統合失調症と発達障害、ゆこたんのブログ

統合失調症と発達障害、ゆこたんのブログ

私は統合失調症と自閉症スペクトラムと診断されています。
現在は、就労継続支援B型の作業所と生活介護に通い、周りの方々に支えてもらいながら生きています。
2022年10月から、グループホームに入居しました。

毎日の出来事や思ったことを綴っていきます。

しばらくパソコンを開くことも出来なかった。

それどころか、寝たまま、起き上がることさえ出来ずにいた。

 

まず、7日は外来。

1分間の診察。

月に1度しかないのに、私が書いて来た文章を読むだけの診察。

でも薬は変わらない。

変える気はないらしい。

症状が悪くなると、すぐに増やすのに。

減らすことに関しては、ものすごく慎重だ。

 

8日は片付けをして、9日は両親と市役所に行った。

しかし、市役所に行く前日、私が入ろうとしているグループホームの系列の違う地区の悪評のBBSを見てしまった。

どうしよう、ここのグループホーム、大丈夫なんだろうか?

両親に話すと、不信感でいっぱいになっている。

私がいくらネット上の書き込みを全部鵜呑みにしないで、と言っても遅かった。

9日にケースワーカーさんにBBSのことをそのまま話して、不安に感じていると言った。

ケースワーカーさんは正直に、「そこの地区のグループホームは、問題を抱えている方が多く入っていて、職員の方もよく見て下さっていると思っています。刑務所並みの対応と言うのは事実でしょう。そうせざるを得ないと言うのも事実でしょうから。それをどこまで事情を知っていて、感じるかですよね。ゆこたんが行く所は、新規オープンなので、どういう形でやっていくかは聞いていませんが、印象は良かったですよね」と言っていた。

 

複雑な気もしたけど、前日の不安は消えていた。

雨が降る寒い日だった。

昼食に、ステーキガストに行った。

 

いつも、父は、「俺は、糖尿病だから、余り食べちゃいけないんだ。

だから、卵かけ御飯だけだ」

と言って、卵かけ御飯しか食べないで、最近、隠れて過食するのを心配していた所、ステーキガストに入ったら、サラダバー、スープバー、ご飯もおかわり自由なのに、ステーキ2人前頼むと言い始めた。

私のステーキ分けてあげる、ということで収まったけれど、カレーライス3皿、サラダ3皿、スープ2杯、ステーキ1人前、デザートのプリン類山盛り3皿、食べてたのには何も言えなかった。

しかも、注文する時も、自分がお腹空いているからか、イライラしていて、迷っていると、「日替わりでいいじゃないか!」と叫ぶ。

今度は、私がドリンクバーを付けようとすると、「パパやママが飲んだみたいに思われるから嫌なんだよ」と訳の分からない言い訳をして、ドリンクバーはダメみたいなことを言う。

私は、お店に入って早々、疲れてしまった。

 

そんなことはお構いなしに、父は食べていた。

帰ってから、私は父に「あれだけ食べれるんだから、普段の昼食もきちんと食べないとね。絶対にお腹空いちゃうよ」と言うと父は素直に「そうだなあ」と言った。

 

私に異変が起こった。

10日の日の朝。

最近は、3:00に起きられなくなっていた。

眠気が強いとは書いていた。

3:00に起きても、寝てしまうとも。

その日も、3:00に起きたけど、やっぱりまたベッドで7:00まで眠ってしまった。

朝食に起き、普通に両親と朝食を食べ、テレビを見て過ごしていたんだけど、私の視線が1点から動かなくなった。

母は、出掛ける準備をしている。

その時の気持ちは、

寂しいなあ。でも私が我慢すればいいんだ。

なんか体が変だな。息もし辛いし、クラクラするし、気持ち悪い。

もしかして発作が起こるかも。でも、ママ、出掛けるみたい。

母が「どうしたの?ママ、出掛けちゃうよ」と言って来たけど、言葉も出なくなっているし、頷くことしか出来なくなっていた。

NOのサインが出せなかった。

そのまま、母は出掛けてしまった。

 

父は隣りの部屋にいた。

私は助けが求められない。

携帯も2階の自室に置いたままだ。

(パパ、助けて!!)

そうこうしているうちに、私の体が小刻みに震えて来た。

(収まって・・・お願い・・・)

まだこの段階では、カクカク言っているだけだった。

そこに運良く、父が隣りの部屋からやって来て、私に話しかけて来た。

 

何か私に話しかけている。

でも何を言っているのか分からない。

何も反応しない私に、やっとおかしいと感じた父。

「どうした?どこか具合悪いのか?震えてるなあ。倒れるかもしれないな。向こう行って、寝よう。ね。パパに掴まって」と言ったので、掴まったら、共倒れになった2人。

 

「いてててて・・・・腰が痛い。

パパ、腰が痛いから、頑張って立って。向こうまでは連れて行くから」

優しいんだけどなあ。

本当に私の腰が抜けてるとき、どうするのかなあ。

 

隣りの部屋のこたつに入れて、寝かせてくれた。

タオルケットもかけてくれた。

しばらくすると、発作も収まり、深い眠りについてしまった。

起きた時には、昼食の準備を父がしてくれていた。

 

「ゆこたん、ご飯だよ」

の声と共に食卓に向かい、食事はしっかりとった。

なのに、食事を終了して、薬を飲もうとしたら、また発作がやって来たのだ。

ガタガタガタガタ・・・・

自分の意思とは反して反り返る体。

怖かった。

もう施設と違って、看護師さんもいない。

ナースコールもない。

でも、近くには父がいた。

「座っているとダメだから、寝てようね」

と言って、また私をこたつの部屋へ連れて行って、寝かせた。

それきり私は、夢と現実の間をさまよいながら、ここがどこなのか、自分は誰なのかも分からなくなってしまう程になり、私はこのまま死んでしまうのではないかと思ってしまった。

 

でも、その体が全く動けなくなっている最中、ガタガタ震えている私に、父は私が寒くて震えていると思ったらしく、部屋の中を暖房をガンガンに効かせて温めた。

おかげで、私の体温はどんどん上昇し、汗が吹き出ているのに、暖房を止めてはもらえなかった。

さすがに父も同じ部屋にいたから我慢出来なくなったのだろう。

「暖房止めてもいいか?」

と言って、振り返った顔に焦りが。

「顔が真っ赤だな。タオル冷やして来るからな」

私は、父の座席の側のざらざらしたものが気になっていた。

手の平に当たるざらざらした何か。

父は、私の顔を冷たいタオルで拭いてくれた。

「何か飲むか?プリンでも食べるか?」

と聞かれたけど、何も返事が出来なかった。

 

そこへ、母が帰って来た。

何時頃だったんだろう。

優しかった父が一変した。

「ゆこたん、どうしたの?いつからこんな状態なの?」という母に

「いいから早くコート脱いで、タオル濡らしてこいよ!顔が赤いんだよ!」

「汗かいてるじゃない。暑いんだよ。着替えなくちゃ。熱あるの?」

「知らないよ!俺がそんなこと出来るわけないだろ!じゃあ、俺は席外すよ」

 

母と2人きりになった。

母が、パジャマと下着を着替えさせてくれた。

半日以上、水分を摂っていないし、トイレにも行っていないことになる。

暖房がついてたから熱くなってただけ、と話すと、

やっぱり、熱なんてないと思った、と言っていた。

「何怒ってるの?」と言うので、

「何も怒ってないよ。突然発作が起きて、びっくりしてるんだよ」と答え、また返事が出来なくなってしまった。

また、眠りの世界へ入ってしまった。

夕飯に起こされたようだけど、起きられなかった。

父と母の喧嘩の声が聞こえたけど、余計食卓に向かえなくなった。

 

再び起きた時は、20:30だった。

体が楽になっていた。

まずトイレに行った。

テーブルの上にあった麦茶を一気飲みした。

母が「ご飯いる?」と、即答出来なかった。

でも私は食卓に座った。

「おい、ゆこたんがこっち来てるんだから、ご飯、温めてやれよ」と父。

母は泣きはらした顔で、ぶすっとしながら、

「あー、全部あっためるなんて、めんどくさい」と言った。

「めんどくさいなら、いらないよ!」と私。

戻って来た私に、「めんどくさいんだって」と父に言うと、

「俺がやるからいい!」

でも、私がご飯を食べ始めたら、そんな険悪なムードもなくなり、私が

「おいしい、おいしい」を連呼していたら、

「パパはまずいって言ったけどね」と話題に変わる。

 

食べ終わって、コーヒーを飲んでいたら、父が飛び上がった。

なんだこりゃ!!

その驚きようにびっくりした。

こたつの中の物を触って驚いているようだった。

手の平の中の物は、小魚だった。

父がよく食後に食べている佃煮のようなもので、くるみと和えた小魚。

その小魚が沢山こたつの中から出て来たのだ。

父は、食べたことに覚えがないと言う。

でも、食べた人は父しかいない。

タッパから減っている量も尋常ではないと母が言う。

どうしたらいいんだ。

どうも最近怒りっぽいと思っていたのは・・・

 

 

認知症・・・かもしれないの?・・・パパ・・・

 

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