私の施設では、毎月一回防災訓練がある。
大体が、日中やるのだが、昨日は、23時に火災が起きたと言う想定だった。
近隣の人にも協力してもらって、放送を流す。
「訓練、訓練。別棟で火災がありました。 入居者の皆さんは、部屋の電気を付け、職員の指示が出るまで、部屋で待機していて下さい」
という放送がまず流れます。
訓練と分かっているので、みんな緊迫感がありません。
焦っているのは、職員さんだけです。
職員さんだけ「火事ですよー!」と言って、部屋の扉を開けて走り回っています。
それから、別棟が火事と言うことは、どこに避難すればいいかを考えます。
答えはいつも避難する場所ではなかったのですが、いつもの癖かほとんどの人がいつもの場所へ避難してしまいました。
だから、二手に分かれてしまい、更に避難しなかった人も居たりして、人員確認が大変だったようです。
夜勤者2人が、反省会に出てしまい、もう大変。
1人の残っていた職員さんが、男女のトイレ対応、就寝介助、処置など、全てやっていて、これはないよなーと思いました。
私の所に夜勤の方が来たのは、就寝時間の50分前でした。
すっかり寝入っていました。
薬だけ飲むと言って、着替えはしないで、そのまま寝てしまいました。
防災訓練は、大切だと思います。
適当にやっていたとしても、どこかで身に付いているはず。
今回は、訓練、としっかり放送で流していたにもかかわらず、ご近所の方が、これは大変と、駆けつけて来ました。
その後は、何度も「訓練です」「鎮火しました」と放送していました。
この施設は、第二次避難場所です。
一般の避難場所が受け入れ体勢不可になったら、この施設で受け入れるのかな。
主に、障害者とか。
食料の備蓄もしっかりあります。
余程のことがない限り、施設に居た方が安全でしょう。
これから、地震なども心配ですね。