いつもの駅で『いつもの駅』は、明日には『いつも』じゃなくなるかもしれない。会社に急ぐために走った道、大好きな人と二人で歩いた道、もう一緒に歩けなくなって涙をこらえながら歩いた日。走って心臓がバクバクするこの体があるのがうれしくてなんとなく走った日。いろんな時を刻んだこの駅。明日もまた帰ってくると、当たり前の中にある、日常の風景。この日が、永遠の思い出となる。そしてまた、次へ進んでいくんだな。