筆者も早いモノでバスケット観戦をするようになって4シーズン目に突入した。

最初に観戦した試合は2014-15シーズンのbjリーグ(当時)の聖地・有明コロシアムで行われたファイナル(東西上位2チーム同士が5月の土日でbj王者を決める大会)だった。

当時、バスケットといえばスラムダンクくらいしか知らず、何気なく足を運んだ有明のコートにバッシュの音の軋みに生観戦という臨場感を感じながら、黒人選手のダンクの迫力に感動したのを覚えている。

しかし、その後bjとNBL(統合前の実業団リーグ)も錦糸町や有明で観戦するようになり、日本のプロバスケの世界に誘われる一方で、日本人バスケットマンの課題や弱点の様なものも自分の目に浮き出てきた。

ではBリーグに統合されてアカツキファイブことバスケ男子日本代表はどこを強化する必要があるのか?という話だ。

それが今回のテーマにあるセンター(5番・ゴリこと赤木剛憲のポジション)である。

日本のバスケット界では1番(ポイントガード・宮城リョータのポジション)は知っている限り、日本のお家芸のポジションだ。

佐古賢一やNBAのコートに上がった田臥勇太、新潟の五十嵐圭、日本で2人目のNBA契約選手(出場機会なし)の富樫勇樹など伝統的に新旧問わず名選手は多い。

ガードの大型化も言われる昨今、それでも小柄な選手がドリブル突破やテクニックに活路を見出せるポイントガードはまだ日本人に活路は見出せる。

しかし、センターというポジションはゴリゴリマッチョなフィジカル自慢なプレーヤーでないと、どこの国のどのカテゴリーでもこうした選手を確保できないとチーム自体が淘汰されてしまう。

しかし、定期的にバスケットを観戦するようになって、日本人はこのポジションに足りない要素が多すぎるように感じる。

②でも、このことについて続けていきたい。