今回のタイトルは3年半続いた筆者のブログで1番短いのであるが、どうかご静聴願いたい。

若い頃、プロ野球やボクシングの世界戦をテレビで見ていて試合で活躍した選手がヒーローインタビューで「格好いいなあ」と思ったことは幾度もあった。それは筆者だけでなく、男の子なら皆思うことだ。

筆者はそうしたプロ野球選手やボクサーの格好よさのおおもとというのが、着ているユニフォームやトランクスにあるという表面的な部分にあると勘違いし、試合の中身を見ずにそうした選手の衣装ばかり見ていた時期もあった(←馬鹿)。

しかし、そうした自分の馬鹿さ加減に気付いたあと、改めて色々なスポーツ選手のヒーローインタビューはなぜあんなに格好いいのだろうと考えてみた。

このブログのヘビーな読者なら分かると思うが、筆者はボクシング観戦をする。ボクシングというのは男子ならトランクス一丁で、自分の半裸に近い姿を観客や視聴者に晒す。

後楽園ホールのリングに立つボクサーのほとんどが(例外もいるが)鍛え抜かれた肉体美を持っている。腹の筋肉はシックスパックされ、弛んだ脂肪はほとんどなく、8頭身のスリムな身体にスポットライトが当たる。以前女性のフェチでボクサーの肩回りの筋肉がいいという方がいたが、肩の筋肉はパンチの発射台として相当ビルドアップされている。

しかし、長くボクサーの姿を見続けているとそんな肉体美を持つボクサーの姿にも格好悪さが眼につく。

では格好いいボクサーとそうでないボクサーの違いは何なのか?それが今回のブログタイトルの「眼」。眼光である。〈②に続く〉