<前編からの続き>そんなジョムトーンというボクサーだが、本業はムエタイなのに兼業でボクシングをやっているが、ボクシングの実力はどうなのだろうか?
とはいえボクシングでも東洋王者だから(しかも世界ランキングにも名を連ねる)強いに決まっているが、ジョムトーンが初めてボクシングの試合で来日したのは2011年2月である。
その時は強豪の日本ランカーを左ストレートで瞬殺し、後楽園ホールの観客は静まりかえった。
その後専門誌やネットでも「ジョムトーンは(強すぎて)ヤバい!!」「危険だ」「(戦う相手は)犠牲者だ」とジョムトーン強しというニュースは駆け巡った。
そんななか今月(2015年1月17日)にジョムトーンが東洋タイトル防衛の為に来日し、筆者(独眼鉄)も日程をやりくりして参戦した。
相手の日本人も世界タイトル挑戦経験もある世界ランカーで強豪である。ジョムトーン言えど簡単には勝てない。
しかしこの日のジョムトーンは上手かった。タイ人特有の柔軟な筋肉を使った緻密なディフェンスで、相手の攻撃を寸断してリズムを作らせない。スウェーでパンチを見切って相手の豪腕を空振りさせる技は職人芸ですらある。
相手はパンチを振っても、先天的に恵まれた柔らかい筋肉と鍛え抜かれた防御技術で、威力を吸収されてしまう。逆にジョムトーンのパンチで鼻血が出る始末である。
最終的にジョムトーンは地元日本人の2人のジャッジも自身を支持する3-0の採点で完勝したのだ。
この日のジョムトーンの試合を見て「ジョムトーンは(タイ人特有の柔軟な肉質が)柔らかくて、(ムエタイで裏打ちされた防御技術が)うまい、いわば肉が柔らかくてうまいなら、タイの特上ステーキだ」と感じた。ムエタイと兼業なのでボクシングでどこまでいくかわからないが世界戦でも見たいボクサーであった。
とはいえボクシングでも東洋王者だから(しかも世界ランキングにも名を連ねる)強いに決まっているが、ジョムトーンが初めてボクシングの試合で来日したのは2011年2月である。
その時は強豪の日本ランカーを左ストレートで瞬殺し、後楽園ホールの観客は静まりかえった。
その後専門誌やネットでも「ジョムトーンは(強すぎて)ヤバい!!」「危険だ」「(戦う相手は)犠牲者だ」とジョムトーン強しというニュースは駆け巡った。
そんななか今月(2015年1月17日)にジョムトーンが東洋タイトル防衛の為に来日し、筆者(独眼鉄)も日程をやりくりして参戦した。
相手の日本人も世界タイトル挑戦経験もある世界ランカーで強豪である。ジョムトーン言えど簡単には勝てない。
しかしこの日のジョムトーンは上手かった。タイ人特有の柔軟な筋肉を使った緻密なディフェンスで、相手の攻撃を寸断してリズムを作らせない。スウェーでパンチを見切って相手の豪腕を空振りさせる技は職人芸ですらある。
相手はパンチを振っても、先天的に恵まれた柔らかい筋肉と鍛え抜かれた防御技術で、威力を吸収されてしまう。逆にジョムトーンのパンチで鼻血が出る始末である。
最終的にジョムトーンは地元日本人の2人のジャッジも自身を支持する3-0の採点で完勝したのだ。
この日のジョムトーンの試合を見て「ジョムトーンは(タイ人特有の柔軟な肉質が)柔らかくて、(ムエタイで裏打ちされた防御技術が)うまい、いわば肉が柔らかくてうまいなら、タイの特上ステーキだ」と感じた。ムエタイと兼業なのでボクシングでどこまでいくかわからないが世界戦でも見たいボクサーであった。