昨年(2014年)から今年にかけてのJリーグのシーズンオフは今豪州でやっているアジアカップの影響もあって、天皇杯やリーグ戦など日程が全般的に前倒しになった感があるが、シーズンオフに毎年行われるトライアウトも今回は全体的に早めに行われた(ここ4回はなぜか会場がフクアリ)。
毎年冬になると必ず生まれる契約満了(プロ野球でいう自由契約に近い)選手。サッカーをやりきった、引退すると決めた選手はともかくまだやれる、現役続行の意志がある選手はこのトライアウトに全てを賭けるのであり、そういう選手のニュースを聞くのはストーブリーグが活発な冬の風物詩のように感じる。
そんなトライアウトだがここ何年かのトライアウトを見ているといくつかの傾向が見える。
まずよくコアなサッカーブロガーが言う言葉に「トライアウトに参加する選手を集めて1チーム作れば、それだけでJ2を勝ち抜ける戦力が確保できる」という言葉である。今回のトライアウトで言えば富山の秋本倫孝は甲府や京都でプレーしJ1J2で261試合28得点を記録しているDFで、新潟の木暮郁也は世代別の日本代表にも選ばれたトップ下だ。
他にもジェフからは(1回目のトライアウトにはプレーオフで参加出来なかったが)元日本代表のCBの山口智も今年クラブから契約満了が言い渡され(2015年からは京都に移籍)、毎年シーズンオフになるとJ2クラスならキャプテンマークを付けて主力になれる位の選手が、クラブの構造外となってトライアウトという敗者復活戦に回るのである。<後編に続く>
毎年冬になると必ず生まれる契約満了(プロ野球でいう自由契約に近い)選手。サッカーをやりきった、引退すると決めた選手はともかくまだやれる、現役続行の意志がある選手はこのトライアウトに全てを賭けるのであり、そういう選手のニュースを聞くのはストーブリーグが活発な冬の風物詩のように感じる。
そんなトライアウトだがここ何年かのトライアウトを見ているといくつかの傾向が見える。
まずよくコアなサッカーブロガーが言う言葉に「トライアウトに参加する選手を集めて1チーム作れば、それだけでJ2を勝ち抜ける戦力が確保できる」という言葉である。今回のトライアウトで言えば富山の秋本倫孝は甲府や京都でプレーしJ1J2で261試合28得点を記録しているDFで、新潟の木暮郁也は世代別の日本代表にも選ばれたトップ下だ。
他にもジェフからは(1回目のトライアウトにはプレーオフで参加出来なかったが)元日本代表のCBの山口智も今年クラブから契約満了が言い渡され(2015年からは京都に移籍)、毎年シーズンオフになるとJ2クラスならキャプテンマークを付けて主力になれる位の選手が、クラブの構造外となってトライアウトという敗者復活戦に回るのである。<後編に続く>