ここ5年ぐらいジェフの試合を中心にJ2を見ていているが、その中で個人的に感じることとして栃木SCのブラジル人の補強が上手くいっているように見える。今回はそのことを書きたい。
栃木SCは関東一都六県の中で一番遅くJリーグ入りをしたクラブでもあるし、また今年に入ってサポーターが一口5000円の寄付金を募るなどクラブの経営規模縮小を発表するなど、後発で金銭面でも苦しいクラブでもある。しかしその栃木SCのブラジル人の補強に「当たり」が多いような気がする。
栃木SCのブラジル人で思い出すのはリカルド・ロボであろう。2011年ジェフのホームの栃木戦でロボがまさに狼のような獰猛な動きで決めた2ゴールは鮮烈であった(ロボはポルトガル語で狼という意味)。ネットでロボが在籍していたクラブを調べたら州リーグ(5部リーグ)で二度驚きであった。
そして今シーズンのブラジル人はFWのサビア、欧州でのプレー経験があるトップ下のクリスティアーノ、栃木の攻守のリンクを司るボランチのパウリーニョに日本に帰化したブラジル出身の元日本代表の三都主と栃木SCのブラジル人ユニットの個の力は強力だった。
特にサビアとクリスティアーノの2人はそれぞれ16得点ずつで対戦相手としては怖い相手であった(2010年のロボの得点数も16得点であった)。ジェフも今年ケンペスが22得点でJ2得点王だったがジェフの場合、他のブラジル人がいない。
前述のようにJクラブとしては後発で、しかも財政難のクラブなのにこれだけの結果を出しているのは、クラブがブラジルのサッカー関係者からいいブラジル人を獲ることができていて、チームの方向性をちゃんと立てられているからであると筆者(独眼鉄)は考えている。
ロボの場合、ジェフにも在籍していたがジェフではこれといった活躍が出来なかった。ジェフはサッカー界でいうJ創成期からあるオリジナル10のクラブだが、安くて良質なブラジル人を補強することに関してはJの歴史では半分もない栃木SCの方が上回っている。栃木SCに限った話ではないが、ただ勝てばいいというのではなくクラブが将来どういうクラブにするのか?その為にどんなブラジル人が必要なのか?具体的にクラブのチーム予算の中でブラジル人に費やせるのはいくらか?ということを決めておかないと、ここ何年かのジェフのように移籍金貧乏になってしまう。今、栃木SCも苦しいだろうが後発のJ2クラブでもあれだけ資金をやりくりして良質のブラジル人を補強できているのだから他のクラブも見習わないといけない。
栃木SCは関東一都六県の中で一番遅くJリーグ入りをしたクラブでもあるし、また今年に入ってサポーターが一口5000円の寄付金を募るなどクラブの経営規模縮小を発表するなど、後発で金銭面でも苦しいクラブでもある。しかしその栃木SCのブラジル人の補強に「当たり」が多いような気がする。
栃木SCのブラジル人で思い出すのはリカルド・ロボであろう。2011年ジェフのホームの栃木戦でロボがまさに狼のような獰猛な動きで決めた2ゴールは鮮烈であった(ロボはポルトガル語で狼という意味)。ネットでロボが在籍していたクラブを調べたら州リーグ(5部リーグ)で二度驚きであった。
そして今シーズンのブラジル人はFWのサビア、欧州でのプレー経験があるトップ下のクリスティアーノ、栃木の攻守のリンクを司るボランチのパウリーニョに日本に帰化したブラジル出身の元日本代表の三都主と栃木SCのブラジル人ユニットの個の力は強力だった。
特にサビアとクリスティアーノの2人はそれぞれ16得点ずつで対戦相手としては怖い相手であった(2010年のロボの得点数も16得点であった)。ジェフも今年ケンペスが22得点でJ2得点王だったがジェフの場合、他のブラジル人がいない。
前述のようにJクラブとしては後発で、しかも財政難のクラブなのにこれだけの結果を出しているのは、クラブがブラジルのサッカー関係者からいいブラジル人を獲ることができていて、チームの方向性をちゃんと立てられているからであると筆者(独眼鉄)は考えている。
ロボの場合、ジェフにも在籍していたがジェフではこれといった活躍が出来なかった。ジェフはサッカー界でいうJ創成期からあるオリジナル10のクラブだが、安くて良質なブラジル人を補強することに関してはJの歴史では半分もない栃木SCの方が上回っている。栃木SCに限った話ではないが、ただ勝てばいいというのではなくクラブが将来どういうクラブにするのか?その為にどんなブラジル人が必要なのか?具体的にクラブのチーム予算の中でブラジル人に費やせるのはいくらか?ということを決めておかないと、ここ何年かのジェフのように移籍金貧乏になってしまう。今、栃木SCも苦しいだろうが後発のJ2クラブでもあれだけ資金をやりくりして良質のブラジル人を補強できているのだから他のクラブも見習わないといけない。