筆者(不器用貧乏)は昨日3ヶ月ぶりに後楽園ホールでボクシングを見に行ったが、メインがヘビー級の選手だったので彼らは減量は関係ないが少し減量について考えてみたいと思う。

よくボクサーの減量は厳しいと言われているが、実際自分も試合に出たことはないが8キロぐらいの減量はしたことがある。しかし筆者の2013年6月16日のブログ「矛盾と誤算」でもあったようにボクサーの試合体重は契約体重といって、ある程度融通が効くのである(それでも7~8キロの減量は必要だが)。昔九州のボクサーでリングネームとは別に裏のリングネームもあり、そのボクサーは大食漢で試合が無い時はよく食うらしく減量が17~18キロもあり「フードファイター」とも呼ばれていた。しかし減量が一番きついのはボクサーなのかと言えばそうでは無いと筆者は考える。ギャンブルは一切やらない門外漢の筆者であるが競馬の騎手や競艇選手も減量はきついと考える。ネットで調べただけなので恐縮だが競馬の騎手は斤量55キロだと(鞍と自分の体重合わせて)55キロにしなければいけないし、競艇のボートレース養成学校のやまと学校の入学資格は55キロ以下とどちらも一般成人男性には厳しい基準のように思える。また新体操やバレエのようなスポーツの場合、具体的に何キロという基準が無い分ある意味厳しい部分もある。ボクシングのような階級制の格闘技の減量が楽な訳ではないが他のアスリートも男女問わず苦しみに耐えているのである。ボクサーだけが苦しんでいる訳ではないのである。

参考文献 Number Do 2013 winter 冬の体づくり特集