■2023年5月5日(金)

 

木崎湖キャンプ場をチェックアウトし、帰路に就きつつ松本城へ立ち寄る事にした。往路は高瀬川の右岸を北上したが、同じ景色もアレなので復路は左岸を南下した。北アルプスから少し離れるが、スケール感が増して見えたので良い選択をしたと思う。

 

松本の市街地に入る頃には空が霞んできて白っぽい景色になってきたが、建物の隙間から雪山が見えるのが面白い。そんな景色を楽しみつつ松本城に到着。駐車場はある程度混んでいたがそれ程ウロウロせず停められたので、多少混んでいる程度かと思ったが甘かった…。

 

↑予想を大きく上回る70分待ち。更に所要時間は50分。さあ、どうする??

@松本城 (長野県松本市丸の内) 2023.5.5 ※以下3枚共

 

現地はかなり混雑していたが、時間には余裕があり、なかなか来る機会も無いので、せっかくだからと立ち寄る事にした。外観を眺め写真を撮っていると時間が早く過ぎるかと思ったがそうでもない。すると、周りのスマホから一斉に警報音が鳴り出した。

 

 

 

能登半島で地震発生…。

 

 

 

 

幸い松本市は震度2で済んだが、震源の石川県珠洲市は震度6強、M6.5とかなりの地震だ。状況も状況なので、安全確認の為に20分程度入場が止まり最終的に90分待ちになったが、こちらはこの程度で済んで良かった。この頃から「能登、大丈夫か??」と思っていたが、今になって2024年元旦の地震と関連していると思うと恐ろしい…。

 

待ち時間は延びたが、安全確認が完了していざ天守閣へ。規模や景色に感動し、天気が悪く映えないながらも写真を色々撮る事が出来た。中に入って何故こんなに混むのかがよく分かった.どうしても交互通行になる急な階段が存在し、そこがボトルネックになって進まない様だ。こればかりは改善は出来ないので仕方ない。

 

↑天守閣を入口から見上げる。黒い外壁が凛々しい。

 

↑天守閣から西側を望む。空は白いがアルプスの山々が見え、他の城では味わえない景色だ。

 

↑高麗門付近から定番構図で。定番の美しい空の色ではないが、空に表情がありこれも悪くない。

 

ひと通り楽しんだ後、駐車場に戻りつつ街ブラをするが、あちこちに湧き水が湧いている為、空いているペットボトルや水筒に湧き水を入れ、帰りの道中の飲み水にする事にした。現地でも少し飲んだが、雑味が無くクリアな味だった。

 

↑北アルプスからの湧き水がどんどん湧き出る贅沢な井戸。松本の方が羨ましい。

@大名小路井戸 (長野県松本市丸の内) 2023.5.5

 

松本城界隈は混雑はしていたがオーバーツーリズムの京都市内と比較したら全然マシな状態で、ある程度時間に余裕を持たせていた事もあり充実した見学となった。その後風呂に入り、すぐ横のスーパーで買い出しをして帰路に就いた。