アナと雪の女王 観てきました。
久々に観たDisney映画ですが、
評判通りの素晴らしさでした。
映像・歌・音楽・ストーリー・吹き替えのキャスト
などなど、
どれをとっても素晴らしく、
誰にもお勧めできる映画でした。
さて、映画解説は専門の方にお任せしまして
もし女王エルサにフラワーエッセンスをお勧めするとしたら・・・。
という角度で見てみたいと思います。
女王で姉のエルサは、
自分の持つ魔法の能力が人を傷つけることを
恐れ、
自分を抑え、
殻にこもり、
自由でありながら孤独な生活を選びます。
かつて妹を瀕死の状態に追い込んでしまった魔法、
それは子どもの頃の事故でしたが、
大きなトラウマになり、
自分を責めて
自分の殻にこもってしまったのです。
妹アナは、
慎重なエルサとは対照的に
自由奔放で恐れを知らず、
思った事は表現し
やりたいことを行動に移すタイプ。
氷の国を救おうと、
そして姉を救おうと、
エルサの氷の城に会いに行きますが
そんな妹の気持ちを受け入れる事ができないエルサは
またもや妹を魔法で傷つけてしまいます。
アナは、エルサから受けた心に刺さる氷で命が危ういなか、
自分の命を投げ打って、姉エルサの命を守ります。
エルサが氷になった妹を抱きしめるたとたん、
妹アナは魔法が溶けて生き返ることができたのでした。
ここでようやく気づきました。
魔法は「恐れ」や「不安」によって凶器になり
「愛情」によって恐ろしい魔法も溶かしてしまう事を。
エルサが自分自身を苦しめていたものは
「恐怖」と「不安」です。
恐れは危険を回避するためにある感情ですが、
それが過剰に働くと、
「過剰防衛」となり他を攻撃することになります。
助けの手さえ、恐怖で払いのけてしまうのです。
また、自分を責める事で、
「自分をも攻撃」することになるのです。
エルサは、他を傷つけまいとして自分を殻に閉じ込め、
よい人間関係を築けず、
ますます孤独に陥って行きました。
もしこの恐れが無かったら、
いえ、
恐れの原因を理解し、受け止め、
人を信頼し、よい対処ができていたら、
魔法は恐ろしい凶器ではなく、
自分も人も幸せにする「強み」になったのではないでしょうか。
ラストには気づきますね。
魔法を人々のために使える事。
それは恐れからドアを閉じるのではなく
信頼と愛でドアを「心」を開放することでできるのだと。
想像する過剰な「不安」「恐れ」からは
攻撃と消極性という両極が発生します。
そのどちらからも、「豊かな人間関係」、
そこから広がる「豊かな人生」が得られませんね。
深い傷となったトラウマには「スターオブベツレヘム」
長い間の自責の念からの開放に「パイン」
恐れを理解し勇気をもつための「ミムラス」
強い恐怖でパニックに陥る事なく冷静な対処ができるよう「ロックローズ」
苦しんでいたエルサに飲んでもらいたいエッセンスです。