自分の頭で考える | WHATEVER WORKS

自分の頭で考える

思考の生理学著者の外山さんは英文学・言語学専門の御茶ノ水女子大名誉教授。

知識が簡単に手に入る。
知識が増えると無意識に真似て、自分の考えのように思ってしまう。
⇒考えてないってことですねぇ。

考える人間になることが大事だって。

厳しい現実や大きな災難のときがチャンス。
乗り越えることを必死に考えるようになるから。

考えを"寝かせる"ことがポイント。
2時間散歩。(雨なのに!)
その際思い立ってメモをとる。何ヶ月か前に考えたことを思い出したとき。
それをノートに書き写し。このノートの中からメタノートというノートに
書き写し。メモ。ノート。メタノート。で、考えを熟成。
自分の中で"発酵"させる。
そこから新たな考え、アイデアが生まれるんだって。


どんなつまらないものでも
繰り返し考えていれば新しいものが生まれる可能性がある。

名言だ。

チャミーはポンと考えてそれっきりだからなぁ。
ちいとも熟成されず、サッサと次のこと考えちゃったりすっからなぁ。
だから薄っぺらいのだろう。人間的に。

何より気になったのが外山さんが英文学とかの専門の人だってこと。
やっぱり文学には何か底知れないパワーがある気がする。
勉強する価値あり読む価値ありの。




勉強法や仕事術みたいな、テクニックのハウツー本ではないね。
そこがいいんだってー。←NHKのアナウンサーの解釈。

思考の整理学 (ちくま文庫)/外山 滋比古

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