人柄が出るクレーム処理 | のんべんだらり

人柄が出るクレーム処理

先日帰省した折に母から頼まれていた事がありました。

それは圧力鍋のレシピ本の注文。


そもそも母の圧力鍋はカタログショッピング(このごろはやりのお返しの方法でカタログから好きな物を選ぶってやつね)でもらったもので、取り扱い説明書もなければレシピ本もないという状態で届いたそうなぁー。圧力鍋初心者の母は途方にくれて私の持っている圧力鍋のレシピ本をコピーさせてくれて言ってましたが、結局、何でもいいからレシピ本自体を買いたくなったようで、私に依頼がきたのです。


で、その本の注文をすべく、まずは、アマゾンあたりで検索。

確かにレシピ本はあるけど、でも、ちょっと待って!! 

絶対に圧力鍋には取り扱い説明書とレシピ本ってついてるよねぇーって思って、視点を変え圧力鍋そのものを検索。

お店は違うけれど、その商品がヒットし、そのお店を訪問。

すると「料理本つき」と記載!!!

あー、やっぱりぃー!! 

で、私は恥を承知で、また、迷惑も承知でそのネットショップに電話を入れました。「この圧力鍋には必ず料理本がついてるんですか?」って。すると電話に出たお姉さんが調べて折り返しということだったんで電話を待つことにしました。すると5分もしないうちに電話がきました。

「はい、こちらの商品にはレシピ本が必ずついてきます」とのこと。

ってことはうちの母のは何? 

こういう場合、カタログショップに直接文句をいうのが筋なんだろうが、そのとき母は2件のカタログショップを持っていて、きっとどっちで頼んだかとかもわからないだろうし、第一そのカタログを捨ててるかもしれないと思いました。そんなわけで私はその圧力鍋のメーカーに直接クレーム(問い合わせ)をしようと思いました。

迷惑を承知でネットショップのお姉さんに「この会社の電話番号分りますか」と尋ね、親切にもそのお姉さんは教えてくださいました。

そしてメーカーに電話。

そのメーカーでは当然、取り扱い説明書もレシピ本も入れて出荷してますとの答え。

で、私もメーカーが悪いのか、そのカタログショッピングのお店が悪いのか分らないけど、とにかく、取扱説明書もレシピ本も入ってなかったと主張。でも母は買ってもいいと言っていたので強引に送ってくださいとも言えないと実感していた私は、一消費者として「ついてくるべきものがついてこなかったとお知らせしたかっただけです。とりあえず、私はそのレシピ本と取り扱い説明書がほしいんで買ってもいいですがどうしたら宜しいですか?」と質問しました。するとそのメーカーのお姉さん「ではこちらからお送りいたします」とのこと。話せば分るやんって嬉しくなりました。


いやぁーね、何が嬉しいってネットショップのお姉さんもこのメーカーのお姉さんも何の落ち度も自分の所にはないのに誠意を持って対応してくれはったところ。

私自身も「あぁー、会社でクレームなんかを受けていて良かった」と思いました。だってそのときに「こういう言い方したら相手を怒らす」という勉強をさせてもらったからねぇー。

本当に気持ちのよい対応の2人のお姉さんでした。

有難う、おねえさん2人!! m(__)m