東京新聞に連載している「東京物語」
著名人が東京について10回に渡って書かれてる記事。
ここでの杉良太郎さんの話を読まなかったら多分読まなかった本。
「生涯献身」
失礼ながらワタシが抱いてる杉良太郎のイメージは
偉そうで女ったらし。
真逆の人生だったんだー
本当に頭が下がる。。。
マスコミに出てないとこうも印象が違うのか。
というかなぜそういうイメージになったんだろう?苦笑
本人もマスコミ嫌いを公認してるから
よっぽど嫌な目にあったんだろうなぁ。。
上京して歌手を目指し
住み込みのカレー屋さんでの理不尽な生活から
話が始まり芸能生活 福祉活動
国に対するご自身の意見などが書かれております。
で本の題名通り読んでると
この方の献身度の凄さを感じます。
東日本大震災でのボランティアはテレビで見たことがありますが
刑務所での慰問
(受刑者に保護犬のお世話をさせる運動もしてます)
ベトナムの孤児院で245人と養子手続きをして育ててる事。
38度線最前線兵隊慰問。
実力ある二つ目噺家の為の高座開催。
これはほんの一部です。
また政界人や芸能人の交流も広い。
田中角栄氏 福田赳夫氏
長谷川一夫さん 江利チエミさん
などなどワタシと同世代か
それより上の世代が読んで楽しめる本かなとも思います。
奥さんの話も出てます。すごく美人だから
杉良太郎氏の一目惚れだと思ったが
全然違うみたいだった。笑
奥さんC型肝炎を患っててて大変みたいです。
杉良太郎氏もヘルニアを患って舞台にも出演してて大変です。
みんな大変
みんな頑張ってる。
ワタシも頑張らなければ。。
最後の杉様のお言葉
「私は人生の中で自分自身のことを考えたことがなかった」
天晴れすぎます。
いろいろ考えさせて頂きました。
今更で当たり前ですが上辺だけで人を見てはいけません。
杉さんスミマセン。
杉さんのお話で少しおもろかった話があるのですが
それは後ほどのお話で。^_^

