ヒロハアマナ | 湯戯三昧、蕎麦三昧できるかな?

ヒロハアマナ

春になって甘菜はあちこちで見かけますが、この花は滅多に見かけません。
学名で分かりますが、チューリップの仲間らしく、本当に良く似た咲き方です。
曇り空だとあまり、開花してくれないです。
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広葉甘菜ヒロハアマナ
*[中国名:kuo ye lao ya ban】
普通見かける《アマナ》ですと、葉が長くて幅は狭くて、白色の線の幅も狭くて目立たないですね。
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また苞が普通は2個(希に3個)です。
花期は3~4月で、草丈は15~20㎝になります。
花被片は6個、長さ18~24㎜で、白色に暗紫色の脈があります。
雄しべは6個。
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地下の鱗茎は長さ3~4㎝の卵形で、葉は長さが15~20㎝あります。
幅は0.7~1.5㎝。中央に白色の線があるのが特徴です。

蒴果は長さ約12㎜の円形で3稜があります。
◇科名:ユリ科 ◇属名:アマナ属(Liliaceae) ◇学名:Tulipa erythronioides Baker
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以前は日本固有種とされてきたのですが、中国東南部のものと同一種であるという見解により、以前の学名が変更されているようです。
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コチラが普通に見かける【アマナ】
イメージ 3 ◇科名:百合科 
◇属名:アマナ属(Tulipa=チューリッパ。ペルシャの古語の「tulipan=頭巾」から。花が頭巾に似ているから。
◇学名:Tulipa edulis(edulis=食用の、食べられる) 
地下は広卵形の球根です。
葉は2枚でほぼ同じ大きさのものが向かい合ってでます。幅が5-10mmの線形で、長さ10-25cm。色は緑色ですが、裏面はちょっと紫がかっています。 
『花韮』によく似ていますが花韮はイフェイオン属です。アマナのように雄蘂が突き出していません。花韮の方がアマナよりも先に咲き出します。
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コレは白い花弁ですが黄色い種類もあります。 
茎の部分は食べられる。球根も甘く食用できるところから、別名を『ムギクワイ』と言います。
これは球根の形をクワイになぞらえたもの。