胡瓜草と… | 湯戯三昧、蕎麦三昧できるかな?

胡瓜草と…

キュウリグサも咲き始めました。いよいよ野の花の季節。

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==《キュウリグサ 胡瓜草》==
3 ミリくらいの小さな 5 弁の花をつけます。同じ紫科の『勿忘草』と色も形も良く似た花です。

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どこにでも見られる野草です。
名前の由来は葉を揉むと胡瓜の匂いがすることから、この名前がつきました。

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【◇科名:紫科 ◇属名: キュウリグサ属(Trigonotis。「trigonos=三角+ous=耳」恐らく分果の形からと言われています。 ◇学名:Trigonotis peduncularis(peduncularis=花柄のある)】
草丈は伸びてくれば、10 ~ 30 センチにもなるのですが、,春になったばかりのころには地面に這ってるような小さい頃からもう花がついています。
青色の小さい5弁花を咲かせます。

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花はそれぞれにズラリと伸ばした短い茎先の下の方から上の方に順に咲いていきます。
別名は『胡瓜菜(きゅうりな)』。
そして、コチラも春を代表する野草ですね~~(*≧∀≦*)

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==《紫花菜(ムラサキハナナ)》==

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別名は《ショカツサイ/諸葛菜》
三国志に登場する『諸葛亮(しょかつりょう)』が出陣の先々でこの種子を蒔いたことから来ているといわれています。

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原産地は西アジア・ヨーロッパで、日本へは栽培種として中国から渡来しました。
今では鉄道沿いや川の土手などに野生化して群生していますね。一年草・越年草。

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【◇科名:アブラナ科 ◇属名:ショカツサイ属(Orychophragmus=ギリシャ語の「orycho=掘り出す」+「phragma=垣根」から ◇学名:Orychophragmus violaceus(violaceus=菫色の)】
開花時期は2月から5月で、茎先から花柄を伸ばしていくつかの花をつけます。
花の色は淡い紫色で、4弁花で、雄蘂と雌蘂は黄色。

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花の後にできる実は角果と呼ばれる雌蘂の中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの。
葉の形が大根に似ていることから花大根とも呼ばれます。

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草丈は30センチから50センチくらいで、地下から茎を伸ばし、途中に葉をつけます。
下のほうの葉は羽状で両側から切れ込んでいて、先のほうの葉は大きく丸みを帯びています。
葉の縁には鋸歯があります。
俳句の季語は春で、花言葉は「知恵の泉」

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また『大紫羅欄花(オオアラセイトウ)』などの別名もありますね。
なお、アラセイトウというのはストックのこと。
因みに…ストックはコチラね。花壇でよく見かけます。

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