なぜ経営コンサルタントになったのか、自問してみた
大きな病気をして、初めて気づいたことがあります。
それは――**「人に会うのがものすごく疲れる」**ということ。
なんでこんなに疲れるんだろう?
気になって色々と調べてみました。スピリチュアル系の本も読みましたし、
「魂レベルが高い人は疲れやすい」と書いてある記事も読みました。
でも、どうにも納得できない。モヤモヤが残るんです。
正直、「魂レベルが高い」と思い込みたい自分もいたのですが、
薄々、そうじゃない現実にも気づいていたんですよね。
最近はコンサル案件をあまり取らず、ぼーっと過ごす日々。
家族からは「もっと稼げ!」なんて言われる始末ですが、
どうにもやる気が起きず、記事を書くくらいしかできない日々が続いていました。
そんなある日。
本屋の帰りに駅前を歩いていた時、ふと気づいたんです。
自分の人生を振り返って、ハッとしました。
それは――
「結局、自分が一番かわいいだけなんだ」
ということ。
つまり、自分に都合の良い環境を作りたいだけだったんです。
思い返せば、子どもの頃からそうでした。
友達は各年代でたくさんいましたが、
それは「相手の気持ちが分かるから気を遣って」そうしていたんですね。
学生時代も、サラリーマン時代もそう。
本当は気を遣いすぎて、心も体もヘトヘトだったのに、気づかないふりをしていました。
それでも承認欲求が満たされず、
「コンサルタントになって世の中を救うんだ!」と独立。
でも結果的に、大病を患ってしまった。
経営者に気を遣い続け、気力も体力も尽きた感じでした。
振り返ると、あれもこれも全部――
「いい格好をして尊敬されたい」という自己願望だったんですよね。
つまり、やっぱり自分が一番可愛い(笑)。
でも、それでいいじゃないかと思ったんです。
「自分が一番可愛い」という前提で、
自分の周りの環境を良くすれば、結果的に自分にも返ってくる。
そう考えた瞬間、少し肩の力が抜けました。

そして、
「世の中を良くすること=自分を可愛がること」
という考え方に変えたら、不思議とやる気が戻ってきたんです。
下心はまだまだあります(笑)。
でも、それでもいいと思っています。
これからも、世の中をちょっとでも良くするために、
自分なりの視点で記事をアップしていこうと思います。