以前の記事で「競合と協力体制を築くことはコスト削減と資金調達につながる」とお伝えしました。
今回はさらに一歩進めて、下請け・仕入先・販売先との協力体制構築についてご提案します。
✅ 下請け・仕入先・販売先との協力が資金調達につながる理由
普段からWin-Winの関係を築けていれば、取引先は「真のビジネスパートナー」になります。
そして実は、その協力関係を資金調達に活かすことができるんです。
1. 新規商品・サービスの開発資金
新規商品やサービスを開発するには多額の資金が必要です。
金融機関からの追加融資に頼るのが一般的ですが、実は取引先を巻き込むことで資金調達の可能性が広がります。
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下請け企業や仕入先に誠意をもってプレゼンし、融資や投資を打診
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リターン(利益還元、注文増、配当など)を明示して信頼を獲得
こうすることで開発費の自社負担を減らし、パートナーシップも強化できます。
2. 広告宣伝費の調達
どんなに良い商品でも、広めるための広告宣伝は欠かせません。
しかし初期の広告費は重い負担になりがちです。
ここでも取引先の協力を得ることが可能です。
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新規商品のプレゼン時に広告戦略もセットで提示
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下請け企業や仕入先に投資をお願いし、販売後のリターンを提示
販売が伸びれば取引先にとってもメリットがあるので、十分交渉余地があります。
💡まとめ
資金調達の方法は金融機関だけではありません。
取引先との協力体制を強めること自体が、資金調達につながるのです。
発想を止めずに、ぜひさまざまな方法を試してみてください。
