就職活動もひと段落したので、またまたいろいろ見てみようかなと思いまして

まずは『ヘラクレス』を借りてみました。
この作品のヴィランであるハデスが前々から気になっていたもので^^

この作品はギリシア神話をベースにしたものです。でもとってもアメリカーってかんじの作品です。ザ・アメリカという雰囲気。
ギリシア神話をベースにしていますが、かなり大幅なアレンジがされています。私自身ギリシア神話は詳しくないのですが……^^;。細かいところがどう違うかはこんどギリシア神話の本でも読んでから考えてみましょうかね。

物語はヘラクレスが生まれて神々から祝福されるところから。この作品ではゼウスとヘラの子になっていますが、どうやら本来はゼウスが人間の女のひとに産ませたらしいですね。

とりあえずストーリーをまとめると

ゼウスとヘラの間に生まれたヘラクレスは、冥府の神ハデスの世界征服計画の邪魔になるため、不死身の神の体を人間に変えられ地上に落とされてしまう。
ヘラクレスは人間の夫婦に育てられていたが、力が強すぎたあまりそれをコントロールできず人々から疎まれていた。ある日両親に実の子でないことを告げられ、拾われた際に身に着けていたメダルを手掛かりにゼウスの神殿に向かった。そこで自分がゼウスの実子であること、再び父と会うためには英雄として認められて神になる必要があることを知り、英雄となることを目指して幼馴染のペガサスとともにピロクテテスのもとで修行を積む。やがて立派な青年へと成長したヘラクレスは怪物を退治し人々の危機を救った英雄としてあがめられることになるが、本当の英雄になるためには何かが足りないらしい。そんな中、彼が恋心を寄せるメガラがハデスの部下であることを知り、彼女を助けるためにハデスに力を預けてしまう。ハデスは巨人たちを復活させ神々の住むオリンポスを襲撃。ただの人間となったヘラクレスを巨人の一人サイクロプスを襲うも、メガラが身を挺して彼を守ったため(メガラが傷ついたため彼女を傷つけない代わりに力を失うという契約が破棄された)力を取り戻し、父とともにハデスのもくろみを阻止する。
しかし、メガラはヘラクレスをかばった時の傷のために死んでしまい、彼は彼女を助けるために冥府へ向かう。ヘラクレスは冥府の川に浮かぶ彼女を助けるため自らそこへ飛び込んで……

結末だけはとりあえず伏せておきます。
感想としては、とても勢いのある作品だなということでしょうか。
無敵の力を持ち、人々に持てはやされてややうぬぼれ気味の青年が、大切なことを学び本当の英雄となる話ですかね。

とりあえず、ヒロインのメガラ(通称メグ)がとても色っぽい。しゃべり方やしぐさがとっても、色っぽいんですね。そりゃヘラクレスもメロメロになります。子供向けアニメだと思えば安心して見れる。逆にそういうくくりじゃなかったらちょっとドギマギしてしまうようなキャラクターです。
そして、ヴィランのハデス。独特のしゃべり方(ちょっと早口だったり、軽かったりな)が好きですね。悪役なのに憎めないコミカルなキャラクターです。

とても駆け足で、けれど簡潔にまとまっているストーリーです。語り手ともいえる女神たちのゴスペルがいい味出しています。